のりくらだけ
 乗鞍岳
登山日: 2009年7月31日(金)   標高:3026m
    累積標高差 : ― m(畳平から326m)


 7月31日(金)   アカンダナ駐車場 7:30  →  畳平 8:40
   →  剣ヶ峰 10:50  →  畳平 12:50
   →  アカンダナ駐車場 14:00   

 

  例年ほどではないにせよ低山を登るには厳しい暑さになってきたので、登りやすい高山を目指すことにしました。そこで、バスで標高2700m地点の畳平まで行くことができる乗鞍岳に白羽の矢を立てました。

 東側から行く場合には乗鞍高原駐車場の方が近いようですが、アカンダナ駐車場の方がすいているかもしれないと思いわざわざアカンダナ駐車場へ向かいました。しかし、平日の場合には特にどちらの駐車場でも問題はなさそうです。

 平湯温泉(アカンダナ駐車場から徒歩10分程)からは上高地にも行けるので、むしろ上高地方面と絡めたい人向けなのかもしれません。
 

【畳平】 
  なお、畳平へ向かう場合にもアカンダナ駐車場からシャトルバスまたは徒歩で平湯温泉まで移動しなければなりませんが、この日は行きも帰りもアカンダナ駐車場までバスが入ってくれたのでその手間を省くことができました。 

 ただし、予定より1本前のバスに乗ったので慌ただしい乗車となりました。皮肉にも、切符の買い方やバスの乗り方に悩む時間もなかったうえに予定よりも早く乗ることができたわけですが・・・。

 1時間程バスに乗って畳平へ到着。マイカーが入れた頃の名残か駐車場はかなり広いです。それにしてもこれだけ上がってくると涼しいですね。これだけの標高まで上がってきたのは、かなり前に1度富士山に登って以来です。
 
【畳平南遊歩道1】


【畳平南遊歩道2】

 
【遊歩道への分岐】
 畳平へ到着後すぐには頂上を目指さずに南側にある遊歩道を歩きました。ガイドにここを歩いて高度に慣らした方がいいとあったからです。富士山に登った時にひどい高山病になったので、ここは忠実に守ることにしました。
 ただ、お花畑もきれいだし景色もよく寄り道する価値はあると思います。
  さて、遊歩道を満喫した後は頂上に向かうことにします。肩の小屋まではほとんど上らないうえに道がよく整備されているため、気持ちよく歩くことができます。
 雪渓のある場所では山スキーをやっている人達がいました。

 【不消ヶ池】

 【乗鞍大雪渓】

【肩の小屋】
 
【小屋手前から】
 肩の小屋が近づくに連れて山頂も近づいてきます。ここからは本格的な登りでザレた道となっています。だいたい頂上までは1時間程です。
 途中蚕玉岳山頂を通って頂上へ。さすがに頂上は人がごった返していて、お昼を食べる場所を探すのにも一苦労でした。
 ともあれ3000m級の山に登ることができました。山登りをしている人にとっては登山ではないのかもしれませんが、自分にとってはちょうどいいくらいですね。
 
【剣ヶ峰】
 
【蚕玉岳】
 
【頂上小屋(売店)】
 
【畳平から続く道】
 
【山頂から権現池】
 
【三角点】
 頂上でお昼を取って休憩した後下り始めます。山道に慣れていないせいかどんどん抜かれていきました。スピードがあればいいという問題ではありませんが、下り方のこつを身につければいけないなと実感させられました。 
 
【観測所から山頂】
 
【摩利支天岳】
 体力的にも時間的にも余裕があったので、摩利支天岳、富士見岳、大黒岳に登ることにします。
 どの山も畳平から剣が峰に向かう道からちょっと足を伸ばせば登ることができますが、さすがに3山登ると疲れてきますね。
 途中年配の夫婦の方が富士見岳でお昼をとっていました。剣ヶ峰山頂以外でお昼をとっている人を見かけなかったので不思議に思っていると、ツアーで来たが剣ヶ峰に登る時間がないということです。せっかく来たのにと残念そうでした。
 大黒岳を駆け足で降りて12:50のバスに飛び乗りました。余裕だと思っていたら意外と時間がたっていたのでした・・・。

【富士見岳】

【大黒岳】 
 バスでは疲れていたせいか、いつの間にか眠っていました。うつらうつらしている間に駐車場に到着します。
 車に戻ると雨が降り始めました。ちょうどいい時間に戻ってきたようです。

 今回は貴重な体験ができました。思い切って遠くまできた甲斐があったなと思います。
 
【車の中から】
 


山行記へ戻る

ホームへ戻る