おんたけさん | |
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登山日: 2009年8月23日(日) | 標高:3067m(剣ヶ峰) |
累積標高差 : − m(田ノ原から約887m) |
8月23日(日) | 田ノ原 7:45 → 金剛童子 8:30 → 王滝頂上 9:40 | ||||
→ | 剣ヶ峰 10:10(〜10:30) → 二ノ池 10:55 | ||||
→ | 摩利支天山 11:45(〜12:00) → 二ノ池 12:45 | ||||
→ | 剣ヶ峰 13:10 → 王滝頂上 13:30 → 田ノ原 14:40 |
乗鞍岳、木曽駒ケ岳に続いて3000mクラスの山で選んだのが御嶽山でした。前2山程は気軽に登れる山ではありませんが、車で入れる七合目田ノ原で既に標高が2180mあるため、山頂までの標高差が1000mもありません。また、よく歩かれている山ですから、道が不明瞭ということもないでしょう。天気が荒れない限りは問題ないだろうということで選びました。 田ノ原までの道は、舗装されていて特に問題なく来ることができました。ただ単に自宅からは結構な距離がありますので、運転に疲れてはいましたけれども。 |
![]() 【七合目田ノ原より御嶽山】 |
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![]() 【登山口】 |
田ノ原は結構な台数の車をとめることができますが、自分が到着した頃には結構埋まっていました。やはり手頃で人気の山なのでしょうかね。駐車場からは立派な御嶽山の山容を拝むことができます。 鳥居のある登山口から出発です。最初はほぼ平坦な砂利道を歩いて行きます。少し歩いたところから本格的な上りになります。下りでは特に苦戦したのですが、濡れた木の階段やぬかるみのある部分は歩きにくかったですね。ぐんぐん高度を上げて行くと金剛童子に到着です。 このあたりからは、山頂につながって行く斜面が見渡せますし、振り返ってみると田ノ原が遠くに見えました。 |
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![]() 【登山道】 |
![]() 【金剛童子】 |
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![]() 【山頂方面】 |
![]() 【田ノ原を振り返って】 |
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![]() 【王滝頂上へ】 |
さらに斜面の岩場を上って行きます。上る人下る人、本当に大勢の人がいました。修験者のような格好をされた方も大勢見かけました。道はよく整備されていると思いますが、しばらく上りが続くので結構しんどいかもしれません。 ここを上りきると王滝頂上に到着です。ここには御岳神社があります。また、このあたりまで上がってくると、風がそれなりにありますので結構寒かったですね。 ここで一休みをした後、剣ヶ峰に向かって出発です。ここからはそれほど標高差もなく、30分も歩けば剣ヶ峰に到着です。見た目よりは遠かった気はしますけどね。 |
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![]() 【御嶽神社】 |
![]() 【剣ヶ峰に向かって】 |
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![]() 【剣ヶ峰山荘】 |
![]() 【山頂の様子】 |
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![]() 【御嶽山山頂】 |
途中剣ヶ峰山荘と頂上山荘がありました。御嶽山は宿泊小屋が多いので山中で1泊するのもお勧めだそうです。 山頂は大勢の人で賑わっていました。順番に並んで山頂の記念写真を撮ります。曇ってはいましたが、周囲の山々はよく見えていたと思います。この時にきちんと山座同定をしていなかったのではっきりしませんが、左下写真の左が乗鞍岳、中央左に槍ヶ岳と穂高連峰が見えていると思われます。 また、山頂からは真っ青な二ノ池が見えます。山頂で一休みをしたら二ノ池に向かって行くことにします。 |
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![]() 【山頂からの景色】 |
![]() 【山頂から二ノ池】 |
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![]() 【山頂を振り返って】 |
![]() 【二ノ池】 |
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![]() 【二ノ池(帰路に撮影)】 |
剣ヶ峰から二ノ池までは、ザレた道を下っていきます。少々足をとられる場所もありましたが、30分弱程で二ノ池に到着です。青々としていますが、この時は曇っていてそれほどきれいとは思いませんでした。しかし、帰路の晴れてきた時に見てみると鮮やかな湖面を映し出していました。 二ノ池を過ぎた後は賽の河原を通過します。一旦下って賽の河原を通った後再度上ります。上から眺めていますと、歩いている人が迷路をさまよっているように見えますね。結構なスケールです。 また、途中でイワギキョウを見ることができました。賽の河原から上って行くと避難小屋に到着です。 |
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![]() 【賽の河原を見下ろして】 |
![]() 【イワギキョウ】 |
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![]() 【賽の河原】 |
![]() 【賽の河原と風車】 |
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![]() 【剣ヶ峰】 |
ここからは、反対側から見た立派な剣ヶ峰を見ることができます。また、三ノ池も見ることができました。ここからは、摩利支天山を目指すことにします。 ザレた道を上がって行くと、摩利支天乗越に到着します。ここから西に向かって稜線脇を歩いて行きます。 岩がむき出しになっていましたので、結構険しい道を想像していたのですが、特に危険個所もない道で、一部手を使う箇所もありましたが、無事摩利支天山山頂に到着です。 ここからは付近一帯の景色を眺めることができました。高山独特の雰囲気とスケールの大きさは見事なものですね。 |
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![]() 【三ノ池】 |
![]() 【摩利支天山に向かって】 |
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![]() 【摩利支天乗越】 |
![]() 【剣ヶ峰方面の景色】 |
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![]() 【摩利支天山山頂】 |
山頂で簡単なお昼を食べたら下山開始です。見晴らしがいい分風が強かったこともあります。 帰路は、剣ヶ峰への登り返しがなかなかしんどかったですが、その後は順調に下って行くことができました。特に王滝頂上からの下りはかなり快調でしたね。その後濡れた木の階段やぬかるみで歩きにくい箇所もありましたが、15時前には登山口まで戻って来ることができました。 御嶽山は見る景色全てが絵になりますし、3000m級の山でありながら日帰りでも十分登ることができる魅力的な山でした。 |
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