はっこうださん
 八甲田山
登山日: 2009年9月19日(土)   標高:1584m(八甲田大岳)、1478m(小岳)
    累積標高差 : − m(酸ケ湯温泉から674m)


 9月19日(土)    酸ケ湯温泉 6:00  → 仙人岱 7:20 → 小岳 7:45
   →  仙人岱 8:00 → 八甲田大岳 8:45 → 酸ケ湯温泉 10:40

 

 シルバーウイークを利用した東北遠征の最初の山として八甲田山に登ります。実は山を登り始めるずっと前の5年前、東北に車で旅行に来た際にこの周辺をドライブしたことがありました。それ以来ということになります。

 前日の昼間に静岡を出発して、途中のSAで仮眠をとりつつ向かいます。走行距離は900キロ以上、やはり青森は遠いですね。

 最初の山として選んだのは、遠くから回って行こうと思ったのと、やっぱり5年前の馴染みがあったからでしょうかね。
 

【酸ケ湯温泉】 
  
【酸ケ湯温泉駐車場】
 酸ケ湯温泉の駐車場を利用します。まだ夜明け前でしたがほぼ満車で、さすがシルバーウイークだなといったところでしょうか。ただし、登って行く途中で気付いたのですが、酸ケ湯温泉から少し上がったところに広い駐車場がありました。むしろこちらの方が登山口に近いかもしれません。両方合わせれば、そこそこの台数の車がとまれるのではないでしょうか。ちなみに、近くにはきちんと公衆トイレがあります。

 本日回るコースは、酸ケ湯温泉から仙人岱に上がって行き、小岳をピストンした後、大岳を経て、北側からぐるっと回るルートです。ちなみに、大岳に最短で向かうならば、八甲田ロープウェイを使うと短時間で登ることができるようです。 
 酸ケ湯温泉公衆トイレ脇の道を上がって歩いて行くと、やがて登山口があります。この登山口手前の右手に先に述べた駐車場があるわけですね。

 登山口からしばらくは樹林帯の中の道になります。少しぬかるんでいたり、岩が濡れていて滑ったりと少々歩きにくかったでしょうか。ただし、道そのものはよく整備されているようでした。

 やがて沢筋の道になって、岩がごろごろしたような道もあります。このあたりから一気に高度を上げて行くような感じですね。
 
【案内図】 

【登山口:日本山脈縦走起点】 
 
【南八甲田連峰展望地】 
 
【沢を渡る登山道】
 
【徐々に見えてくる八甲田大岳】 

【仙人岱より八甲田大岳】 
 この沢筋の道を上って行くと仙人岱というなだらかな場所に出ます。ここからは、見事な八甲田大岳を見ることができます。 

 しばらく進むと、小岳との分岐がありますので小岳をピストンすることにします。分岐からある程度のところまでは歩きやすい道が続くのですが、高度が上がってハイマツ帯に入ると、突き出たハイマツが当たって結構歩きにくかったです。かきわけて上がって行く感じでしょうか。この高度でハイマツがあることが、八甲田山の気候の厳しさを物語っていますね。
 
【八甲田大岳と小岳の分岐】
 
【小岳】

【小岳山頂】 

【小岳より八甲田大岳】  
 
【小岳より高田大岳】
 小岳山頂には、見落としただけかもしれませんが、特に山頂を示す看板がありませんでした。ここは、八甲田大岳と高田大岳に挟まれていて見事な両山を眺めることができます。また、雲がかかっていて写真では見にくくなっていますが、岩木山も見ることができました。

 小岳での一時を過ごした後、ハイマツ帯の道を下って分岐まで戻り、八甲田大岳を目指します。山頂直下はなかなか急な道になっていますが、ここを上りきると山頂に到着です。広々とした山頂で、展望も抜群ですね。雲がなければ、もっと遠くの山々を見られたのではないでしょうかね。
 
【岩木山】

【分岐からの八甲田大岳】 
 
【八甲田大岳山頂】 

【山頂から高田大岳及び小岳方面】  
 
【大岳鞍部避難小屋】  
 山頂でのんびりした後北側に下って行きます。こちらもなかなか急な道で、なだらかになった分岐付近には立派な避難小屋があります。先を歩いていたおじさんがじっくり中を見ていました。泊まってみたくなるような小屋ですね。

 分岐からは西に緩やかに下って行きます。途中ロープウェイ乗場が見えてきて、このあたりからだだっ広い湿原が続いています。正確にはどのあたりからなのかわかりませんが、毛無岱と呼ばれる場所のようです。

【休憩用ベンチと井戸岳】  
 
【中央奥にロープウェイ乗場】 
 
【毛無岱】  

【池を眺めて】  

【急な階段】  

【少し紅葉した木々】 
 これは見事なまでの景色ですね。花の季節やさらに紅葉が進むともっときれいな姿を見せてくれるのでしょうが、この時期の景色でも素晴らしいですね。雄大な景色を眺めつつ下って行きます。

 途中長い急な階段があります。すれ違うのも少し大変でした。上りだとかなりしんどそうな気がしますね。木の階段ですので、雨の日は要注意です。

 さらに歩いて行くと、毛無岱とお別れして樹林帯に入ります。ここから一気に下って行くと、酸ケ湯温泉の西側あたりに出てきます。温泉に浸かった後、次の目的地である岩木山に向かったのでした。

【八甲田大岳を振り返って】  
 
【酸ケ湯温泉へ】 
 


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