りょうかみさん
 両神山
登山日: 2009年10月25日(日)   標高:1723m(両神山)
    累積標高差 : 1505m(登山口から1053m)


 10月25日(日)    日向大谷口 6:20  → 会所 6:45 → 清滝小屋 8:00 
   →  両神神社 9:00 → 両神山頂 9:35 → 両神神社 10:10
   →  清滝小屋 10:50 → 会所 12:15 → 日向大谷口 12:45

 

  本日は両神山ということで、「日向大谷口から山岳信仰の史跡が点在する登山道を往復」(Byガイドブック)することになります。5月のアカヤシオの時期と10月の紅葉の時期がお勧めのようです。昨日の甲武信ヶ岳で見事な紅葉が見られたので、こちらでも期待です。(標高が結構違いますが・・・。)
 駐車場は登山口付近の両神山荘駐車場を筆頭に下っていくに連れて第1〜第3駐車場まであるようです。自分が着いた朝4時はどこも全然車が止まっていませんでしたが、上の駐車場は有料のようなので下の駐車場に止めました。有料でも構わないのですが、長い登山道を考えると駐車場間の距離がしれていましたので。
 トイレは両神山荘駐車場(100円チップ)と第1駐車場のちょっと下あたりにありました。 

【両神山荘駐車場】 
 
【コースマップ】

【山荘付近トイレ】

 【両神山荘前登山口】
 今日は天気が微妙だったので、直前まで登ろうかどうか迷いました。時間ごとの予報ですと、雨と曇りが交互でしたので、それほど強い雨は降らないかなと思って決行です。
 天気が天気でしたので多少暗いうちから出発です。両神山荘前が登山口になります。
  登り始めようとすると人懐っこそうな犬が出てきて登山道をてくてく進みます。どこまで案内してくれるのだろうと思ったら鳥居まで案内してくれた後どこかに行ってしまいました。写真が撮れず残念です。
 その後20分程歩くと会所と呼ばれる場所があり、七滝沢コースとの分岐があります。分岐を過ぎ沢沿いの道を進みます。

 【入口付近鳥居】

 【七滝沢分岐】

【沢沿いの道】
 
【紅葉1】
 沢沿いの渡渉のあるルートはどうしてもわかりにくい箇所がありますね。他に歩いている人が見当たらないのでじっくりルートを探しながら進みます。ルート探しが下手なのですかね。それでも、最近は結構こつをつかんできたかなとは思います。よく歩かれた百名山の道でルート探しとか言われてもとか言われそうですけど(苦笑)。
 今日は河原のつるっつるになった石に少し冷や冷やさせられました。 
 紅葉は残念ながら所々に見られる程度でした。それよりも途中から本格的に雨が降り出したのが気になるところです。清滝小屋で態勢を整えようということでザックカバーだけして進みます。しかし、延々と続く登りと雨に苦しめられました。途中弘法の井戸という場所を過ぎましたが、余裕はなくさっと写真だけ撮って進みます。ようやく清滝小屋に到着です。  
【清滝小屋】
 
【紅葉2】
 
【弘法の井戸】
 
【小屋裏の垂直の岩】
 
【七滝沢コース合流】
 
【鎖場】
 清滝小屋では、レインコートの上とスパッツを装着して出発です。トイレもあります。ここで今日初めて人に会いました。
  小屋裏の分岐を左に行ったところほぼ垂直に切り立った岩があり上の方から鎖がぶら下がっていました。20mくらい?はありましたかね。覚悟して登ろうかと思いましたが、こんなルートあるわけがないということで戻って右に行ったらそちらが正しいルートでした。
 
【横岩】
 
【鎖場2】
 しばらく歩くと七滝沢コースと合流します。その後尾根に乗って登り始めるあたりから鎖場が出現します。
 それほど厳しい鎖場ではありませんが、雨で滑るので慎重に足の置き場を探します。いくつかの鎖場を越えて横岩という場所を過ぎてまた鎖場です。左の鎖場ではどこに足を置こうか悩んで、結局力づくで登ってしまいました(苦笑)。
 
【両神神社】

【旧白井差ルート分岐点】 
 こうして鎖場を越えていくと両神神社に到着です。伝統のある神社のようですね。
 神社の休憩ポイントそばに旧白井差ルート分岐があったと思しき場所がありました。昔はこちらのルートからもう少し楽に登ることができたようです。
 少し休んだ後山頂に向かいます。最初はなだらかに下っていきます。下り終わると一気に山頂まで登って行きます。  
  
【山頂への道】
  
【鎖場】

【八丁峠コース注意の看板】

【山頂直下鎖場】  
 鎖場を登ると八丁峠コースの注意看板が出てきます。ただし、山頂までは残り100m程なので、山頂から先の話なのでしょうね。
 ただし、山頂直下にも鎖場があります。これは、私が最初に買った山の入門ガイド本にも載っていた鎖場だったので思わずおおと唸ってしまいました。左側が切れ落ちているので注意とありましたが、これだけの幅があれば左に寄って登ることはありませんね。滑ることさえ注意すれば問題はないと思います。  
 鎖場を越えるとようやく山頂に到着です。なぜか首のないお地蔵さんがいますね。

【両神山頂】

【山頂から】 

 【三角点】  
 
 【日本観光地百選入選記念】 
  曇っていて山頂からの眺望は全くありません。このへんの山はほとんど知らないだけに残念です。また、このような状態ですから、両神山の山容も見ることができませんでした。ピークを踏んだだけになってしまいましたね。
 
【清滝小屋裏】 
  
 さて、雨も降っているので山頂もそこそこに下山開始です。この天候では、落ち着いて休むには清滝小屋が最適でしょうからとりあえず小屋まで戻ることにします。
 足場が悪いので鎖場を中心に慎重に下山します。岩稜帯ではなかったせいか思ったよりも大変ではなくて良かったです。
 小屋に到着後昼食に入ります。さあ温かいものでも食べましょうかと。しかしながら、バーナーを車に忘れてしまったのです。ガスもコッヘルも持ってきたのに間抜けなものですね。慣れていないとそんなものなのかもしれないですが、泊まりではなかったのでよしとしましょう。
 仕方がないので、非常食用のカロリーメイトで済ませます。バーナーを忘れるという非常事態です・・・。
  失意の中(?)下山開始です。清滝小屋からは渡渉地点に気をつけて下りました。最後の方は下りが長く感じましたがようやく登山口へ到着です。
 雨ではありましたが、あまり強くならなくて助かりました。ただ、眺望がないのはやはり残念ですね。
 帰りはこのあたりに多い手打ちそば屋に寄って帰宅です。

 【入口付近鳥居】

 【登山口へ】
 


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