あずまやさん
 四阿山
登山日: 2009年10月31日(土)   標高:2354m(四阿山)、2207m(根子岳)
    累積標高差 : 957m(登山口から764m)


 10月31日(土)    菅平牧場 10:00  → 中四阿 11:25 
   →  四阿山山頂 12:10(〜12:50) → 根子岳 14:00
   →  菅平牧場 15:10

 

  本日は今までに行ったことのない山域で、なおかつ日帰りで登りやすそうな山ということで四阿山に向かいました。この時期になるといつ冬山に突入してもおかしくないので、判断に迷いましたがまだ気温もそこそこあり、天気も良かったので問題なしと判断しました。
 登りやすそうな山を選んだのは、最近残業続きで疲労がたまってそうだったからです。そんな時に登るなと言われてしまいそうですが・・・。12月になると一定以上の標高の山はだいたい冬山に入ってしまうのでそれまではなんとかがんばりたいなといったところです。11月ももう南の方の中低山ぐらいしか登れませんがね。
 今回は、山行そのものより現地に到着するまでに問題が続出しました。 

【菅平牧場第2駐車場】 
  
【コース分岐】
 まず出発時間が遅れました。まあ、これは前日の帰りが少し遅くなったので仕方ないとしましょう。問題はその後、現地までわざわざ遠いルートをとってしまったうえに、登山口が見つからず周囲をぐるぐる回ってしまったことです。ナビで適当に検索するだけでなく、自分できちんと地図で確認しないといけませんね。
 なんとか到着した菅平牧場。入口に料金所があり、通りかかった際に出てきた係の方に200円渡して入場です。料金所からしばらく敷地内を走るといくつか駐車場があり、第1がいっぱいだったので第2駐車場に止めました。第2といってもすぐ隣ですがね。
 9:50頃到着して、すぐに準備して慌ただしく出発です。 コースは四阿山から根子岳に周回するコースを選びます。
 
【根子岳と四阿山】

【コースマップ】

 【四阿山登山口へ】
 最初の分岐を右に入ると、しばらく舗装された道を通って四阿山登山口へ向かいます。のどかな牧場の風景はいいですね。根子岳と四阿山が見える場所がありました。四阿山は奥なのでちょこっとしか見えていませんがね。
  やがて、四阿山登山口の看板が出てきますのでここから登山開始です。といっても、最初はシラカバの樹林帯の中を歩いて行きます。道は平坦で歩きやすそうですが、かなりぬかるんでいました。いきなり靴が泥だらけになりそうな勢いです。
 【四阿山登山口】

 【登山道】

【渡渉ポイント】
 
【小四阿への登り】
 しばらく歩くと1箇所だけ沢を渡るポイントがあります。その後林道らしき場所を通って、四阿山方面に方向転換するあたりから、尾根筋に沿って一気に高度を上げていきます。
 小四阿、中四阿、四阿山がちょうど一直線に並んでいるようです。
 急登を登りきったあたりのちょっとしたピークがが小四阿のようです。
 小四阿から四阿山を眺めるとちょうど間に中四阿があります。次はこの中四阿を目指して歩きます。間に目標があってちょうどいいですかね。
 ちなみに、この時に何気なく浅間山を撮ったのですが、この後ガスってきてこれがきちんと浅間山が見えた最後の写真になりました。
 
【一番左浅間山】
 
【小四阿】
 
【四阿山と中四阿】
 
【中四阿から北アルプス】
 
【中四阿】
 
【左奥 四阿山】
 小四阿から少し下ってまた登ります。今までの道とは異なりごつごつした道になるので本格的な登山道になってきたかなという気分にさせられます。息を切らせながらしばらく登ると中四阿です。
 ここから眺めた北アルプスが先の浅間山と同様にこの日にきちんと見えた最後の北アルプスとなります。天気はずっと良かったのですけどね。 
 
【登山道より四阿山頂】
 
【山頂前階段】
 中四阿を過ぎれば、後は四阿山山頂を目指すだけです。しばらく歩いて根子岳との合流ポイントを過ぎると山頂まではもうすぐです。
 ちなみに合流ポイントを過ぎたあたりからは、かなりぬかるんでいて、あちらこちらに霜が残っていました。早い時間帯には凍っていたのかもしれません。やはり冬が近かったのですね。
 その後木の階段を登ると山頂に到着です。
 
【四阿山山頂】

【山頂より根子岳】 
 ご覧の通りよく晴れた空ですが、周囲の山はガスって見えません。微かに見えてはいるのですが、写真には写らない程度でしょうか。やはり、山は早い時間に登らないといけませんね。それでも、すがすがしい空の下山頂でのんびり過ごします。
団体さんも多く結構賑わってましたね。
 お昼をとって疲れも癒えたところで根子岳に向かいます。
  
  
【根子岳への下り】
  
【根子岳】

【根子岳】

【一面のササ原】  
 根子岳への分岐まで戻ると一気に下ります。この道が湿っていてつるつる滑る上にかなり狭く苦労させられました。他の道があまりに歩きやすかったために余計に印象付けられました。
 なんとか下ると見事な根子岳が見えてきます。ササ原に囲まれて歩いて行くこの風景、非常に気に入ってしまってやたらと写真を撮ってしまいました(苦笑)。 側面から見ると四阿山もよく見えますね。中四阿からですと、四阿山手前にピークがあって見にくいのです。
 上りはさすがに疲れましたが、写真を撮っているうちに根子岳に到着です。ちなみに根子岳は花の百名山になっています。時期を選べば見事な花が見られるのでしょうかね。

【振り返って四阿山】

【根子岳山頂】 

 【根子岳と四阿山】  
 
 【駐車場手前】 
  根子岳から周囲の山を眺めますが、やはりよく見えません。残念ですが、少し休んで下山です。途中根子岳と四阿山が見えるポイントがありました。結構疲れたなと思った頃駐車場に到着です。
  天気はずっと良く気持ちよく登れたものの、あまり周囲の山が見えなかったのが残念でした。ちなみに、紅葉が終わって葉が落ちているせいもあるかもしれませんが、登山道は日当たりがよく昼過ぎからは少し暑いくらいでした。早朝から登ればちょうどいいくらいかもしれませんがね。
 
 


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