くさつしらねさん
 草津白根山
登山日: 2009年11月7日(土)   標高:2171m(本白根山)、2150m(歩道最高点)
    累積標高差 : 約500m(駐車場から145m)


 11月7日(土)    駐車場 9:50  → 湯釜展望台 10:05 → 駐車場 10:20 
   →  逢ノ峰 10:50 → 山頂駅 11:00 → 鏡池 11:40
   →  本白根展望所 12:00(〜12:20) → 探勝歩道最高点 12:40
   →  山頂駅 13:25 → 駐車場 13:40 

 

  本日は草津白根山に登ります。登るといっても最高点まで標高差がほとんどなく散策するという方が近いかもしれません。ただし、アップダウンはそれなりにあるのでハイキング気分でとはいかなさそうですが。ちなみに草津白根山という山はなくて、日光白根山と区別するためにそう呼ばれているようです。また、最高峰の本白根山は登れないため2150m地点が最高点になります。

 結構北に位置するため時期的にどうかなと思いましたが、この週末は気温が上がることを見込んで決行しました。登山時間がそれほど必要ないのと凍結道路は通りたくないなとの思いから(駐車場の位置が2000m超えてます。)遅めの時間に向かうことにします。
 向かう途中浅間山の北側を通ったため見事な浅間山を見ることができました。もっとダイナミックに見える箇所もあったのですが車を止められず断念です。 

【浅間山】 
  
【白根山駐車場】
 予想通り日が昇るのと同時に気温が上がってきたため、凍結箇所は1箇所で済みました。その1箇所は見事な凍り具合で、ブレーキをかけてみると見事に滑りました。このような道を通るのは、雪のない地域に住んでいる私にはめったにないので少し緊張です。それでも、昔多少雪道を運転したことがあったので落ち着いたものでしたが。明らかに雪や氷がない箇所でも20qで走っている車を見ていると慣れのあるなしは大きいなと思ってしまいました(苦笑)。

 そんなこんなで駐車場に到着です。この時期は少ないかなと思ったら満車になるくらい大盛況で驚きました。草津温泉あたりとセットになった観光地なのでしょうね。
 
【湯釜】

【駐車場から湯釜】

 【湯釜入口】
 まずは、北側の湯釜に登ります。登るといっても10分ほどだったので運動靴で向かいます。観光客が多くて行列ができていました。石畳の道であっさり登りましたが、頂上がぬかるんでいて登山靴で来れば良かったなと後悔させられます。履いている人はいませんでしたがね(笑)。 
 湯釜はミルキーブルーの強い酸性の湖で神秘的な雰囲気を醸し出していました。結果的に観光客がいたのはこちらだけのようでした。南側は登山になりますからね。
  湯釜から下る際の景色も見事で北アルプスや先週登った四阿山もよく見えました。ちなみに、本白根山は手前に大きな山があってよく見えないようです。
 下って駐車場に戻ると今度は登山の準備をして出発です。湯釜だけ見るというかたちになるので、結構すぐに帰る人が多かったですね。
 
【北アルプスと高妻山】
 
【高妻山と妙高山・火打山】 
  
【四阿山】

【案内板】
 
【逢ノ峰へ】
 まずは小高い山になっている逢ノ峰に登ります。山というよりは丘に近い感じなのかもしれません。このあたりは見事に雪がありますね。また、こちらの方面に来た途端人気がなくなりました。
 アイスバーンになっているわけではないので普通に歩いて行きます。初めての雪道で少しドキドキしていたのは内緒です。木の階段を慎重に上ると逢ノ峰の頂上に到着です。
 頂上は展望が広がっているかと思いましたが、木々に囲まれていまいち見えませんでした。ここから下りになるわけですが、南側で日当たりが良いせいか雪はほとんどありませんでした。
 下ったところはスキー場になっているようで、冬に向けて整備をしている方がいました。
 
【スキー場脇から鏡池周回コースへ】
 
【逢ノ峰から】
 
【スキー場】
 
【雪道】
 スキー場の手前を左に入って、鏡池を通る周回コースに入ります。このあたりは日陰になっていて、見事な雪道になっていました。雪を見て少しうれしくなってしまうのは雪のない静岡市民なせいでしょうか(苦笑)。危険な兆候ですね。
 しばらく山をぐるっと回るように歩くと、この日唯一の急登がありました。それほど続きませんが他がなだらかなのできつく感じましたね。
 
【旧レストハウス?】

【唯一の急登】 
 急登を終えると今度は木道です。この木道が凍っている箇所があり、斜度があるところで大苦戦しました。強度を確かめた後ロープを伝って強引に登ります。木道を過ぎると鏡池が見えます。鏡池を過ぎると正面に展望所が見えてきます。    
【鏡池】
 
【凍った木道】 

【正面に展望所】  
 
【浅間山再び】

【本白根山】 
 展望所からは、見事な浅間山を見ることができました。また、本白根山はここからが一番よく見えますね。山頂には登れませんが、すぐ下を登山道が通っていますね。ここでのんびりお昼をとった後、歩道最高点を目指します。
 木の階段を下った後なだらかな坂を上って行くと最高点です。特に目印らしきものがなかったので、しばらく万座温泉の方へ歩いてしまいました・・・。戻ってきてああここだったんだなといったところです。なお、最高点に登る途中では南側の景色がよく見えました。
  
【展望所から下り】
  
【歩道最高点】

【左奥榛名山? 中央浅間隠山 右鼻曲山】
 ちなみに榛名山がわからなくて、それじゃ行ってみようかと無謀な決断をしたのはこの時でした。
 その後、から釜と呼ばれるえぐれた場所をぐるっと回りながら駐車場まで戻っていくことにします。こちらのルートには凍った木道がなければいいのですが・・・。 
   
【展望所横岩】
   
【から釜】
 こちらのルートにもきちんと(?)木道がありましたが、しっかり足をかけるところがある上に脇の道も使えたので問題なく歩けました。やはり日陰は結構積もってますね。階段は階段上を全く通らずに脇の道を下って行きました。
【雪の階段】
 
【木道】
 
【雪道】

【駐車場手前】 

【凍った池】 
 
【山頂駅】
 しばらく歩くと視界が開けてスキー場のところに戻ってきます。舗装された道を少し歩いて、山頂駅の脇から逢ノ峰を登らないルートを15分程歩くと駐車場に到着しました。駐車場手前の山とササ原のコントラストが良かったですね。
  今回は予想以上に雪があって驚きました。むしろ先週雪が降ったことから当然予想すべきことだったのかもしれません。ただし、もう少し雪が積もってくると雪道を散策するにはいいルートなのかなとも思いました。初心者の考えですので微妙ですが。いずれにせよ景色もよくいい経験をさせてもらいました。
 
 


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