くもとりやま | |
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登山日: 2009年11月15日(日) | 標高:2017m(雲取山) |
累積標高差 : − m(駐車場から1277m) |
11月15日(日) | 小袖乗越駐車場 6:20 → 堂所 7:30 → 七ッ石山 8:35 | ||||
→ | 雲取山山頂 9:50(〜10:50) → ブナ坂 11:35(巻き道) | ||||
→ | 堂所 12:20 → 小袖乗越駐車場 13:10 |
本日は雲取山へ向かいます。前日が雨で家にこもっていましたので気合が入ります。ところが、いろいろ作業をしているうちにいい時間になってしまい、結局睡眠不足になる始末。2時間の睡眠で午前2時頃家を出発です。 駐車場所は鴨沢が有名なようですが、ネットで調べていると少し上がったところに小袖乗越と呼ばれる場所があって駐車場があるとのことだったのでそちらを目指します。午前5時頃現地近くに到着したのですが、鴨沢の10台ちょっと止められそうな駐車場は一杯(山で1泊の人?)だったので、予定通り小袖乗越へ、所々道がへこんでいましたがきちんと舗装された道で無事到着。こちらは数台止まっていただけで余裕で駐車できました。ただしトイレはありませんのでご注意を。 |
![]() 【小袖乗越駐車場(撮影は下山時)】 |
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![]() 【登山口前 縦列駐車可能場所】 |
現地に到着した頃はまだ暗かったので、少し寝てから出発することにします。ここは鴨沢から上がってくる途中の道にあり、だいたい片道20〜30分くらいの短縮になります。寝ていると、鴨沢から上がってきた人が何人かいたので(自転車で登っている人も・・・)、起きて準備をして出発です。 林道を少し歩くと登山口があります。なお、この登山口前に縦列駐車が可能で、4台止められるようです。そもそも駐車していい場所なのかどうかわかりませんがね。日帰り最短距離でピストンするのなら最適でしょうね。 |
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![]() 【紅葉した木】 |
![]() 【登山口】 |
![]() 【登山道】 |
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登山口から入って行くと歩きやすい土の道が続いています。登山口付近はなだらかなことが多いので、その時はまあそんなものかな程度に考えて歩いていました。頂上までずっと歩きやすい道が続くとは思いもしませんでした。 | |||
紅葉はもう終わっている時期かなと思っていたのですが、標高の関係でしょうか、登山口付近はまだ紅葉していました。ただし、標高が上がると終わっていて、少し前は結構な見ごろだったのだろうなと思いました。 この落ち葉が結構な量で、前日の雨によるぬかるみと合わさって一部の登山道が非常に歩きにくくなっていました。ぬかるみはある程度避けながら歩けるので少し大げさな言い方かもしれませんが、頂上まで歩きやすい土の道が続いたので余計そう感じるのかもしれませんね。 |
![]() 【登山道2】 |
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![]() 【富士山】 |
![]() 【七ッ石小屋】 |
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![]() 【石尾根】 |
![]() 【七ッ石山山頂】 |
なだらかな道が続くので、淡々と歩きつつ少しずつ標高を稼ぎます。途中で年配の夫婦の方が立ち止まっていて、富士山が見えるよと教えてくれたのでそちらを見ると見事な富士山が見えました。こんな見事な富士山を見せられるといやがうえでも山頂での眺望に期待させられます。 やがて標高1600mを過ぎたあたりに七ッ石小屋があり、石尾根に入ります。木々に囲まれているので完全ではないですが開けてきたのがわかります。石尾根に入って間もなく七ッ石山山頂に到着です。 |
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ちなみにこの石尾根ですが、非常に幅の広い道になっていて、近所のよくならされた山にハイキングに来たような気分にさせられました。結構山の奥深くに入ってきたのによく整備されていて驚いたわけですね。 七ッ石山山頂ですが、ここから雲取山を見ることができました。写真ではわかりにくいですが、雲取山手前にある避難小屋がよく見えます。少し左に見えるピークを通って山頂に向かうことになります。なお、富士山もきちんと見えます。今日だけで何枚富士山の写真を撮ったことでしょうか(苦笑)。このあたりで、前日小屋に泊まったのかなと思われる人達と結構すれ違いました。やはりグループが多いですね。 |
![]() 【七ッ石山より 中央右:雲取山】 |
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![]() 【七ッ石山より富士山】 |
七ッ石山からはザレた急な下り坂を下っていきます。ザレたと言ってもそれほど歩きにくいわけではありませんが。下り終えると再びピーク目指して登り始めます。途中だだっ広い場所にヘリポートがありました。この少し先はテント場になっているようで、さらに進むと奥多摩小屋があります。 | ||
![]() 【ザレた下り道】 |
![]() 【ヘリポート】 |
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奥多摩小屋を過ぎると1813mの小ピークがあり、小雲取山から雲取山を目指します。 雲取山は七ッ石山前あたりから分岐がたくさんあります。登山道や看板はしっかりしているので変な場所に迷い込むことはないでしょうが、ある程度どう進むか確認しておかないと遠回りはしてしまいそうな気がしますね。逆にいえば、いろいろなルートを楽しむことができるということも言えるかもしれませんが。 上り下りを繰り返しているとやがて避難小屋が現れて徐々に迫ってきます。避難小屋横をすり抜けて奥へ行くとそこは雲取山の山頂です。お決まりの看板と富士山の2ショットを撮ってみます。 |
![]() 【奥多摩小屋】 |
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![]() 【雲取山避難小屋】 |
![]() 【雲取山山頂 富士山】 |
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![]() 【富士山】 【大菩薩嶺】 【聖岳・赤石岳・悪沢岳】 【北岳・仙丈・甲斐駒ケ岳】 |
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![]() 【中央左〜中央 丹沢山〜蛭ヶ岳(丹沢最高峰)】 |
今回はちょうどいい展望マップをホームページで手に入れたうえに(地図で探せるのが理想ですが・・・)、最高の天気で山探しがはかどります。可能ならば年内に登りたいなと考えている大菩薩嶺や丹沢もよく見えました。 南アルプスもよく見えますね。北側は木々がさえぎっていてよく見えません。ただし途切れ途切れなので探そうと思えば探せたかもしれませんがね。 あまりに夢中になって見ていたため、いつの間にか体が冷えていたようです。風の当たりにくい場所に移動してお昼とします。カップラーメンがおいしかったですね。 |
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山梨百名山の碑もありました。東京都最高峰のイメージが強かったのですが、山梨と埼玉の県境なんですよね。山頂で1時間程過ごした後、下山を開始します。 富士山をずっと右手に見ながらの下りになります。 |
![]() 【山頂からも富士山】 |
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![]() 【山梨百名山】 |
![]() 【山頂でくつろぐ】 |
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![]() 【七ッ石山手前 巻き道分岐】 |
![]() 【山の紅葉】 |
![]() 【駐車場へ】 |
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帰りは七ッ石山を通らずに巻き道で回避しました。ずっとなだらかですので、快調に下っていきます。さすがに距離は結構ありますので、最後はくたくたになっていましたがお昼過ぎには駐車場に着くことができました。 | |||
今回の山行は日帰りでは少し厳しいかなと思いましたが、道が非常に歩きやすく、小袖乗越という山頂に近い駐車場に車を置けたことから割と余裕をもったものになりました。 ただし、有名な雲取山荘には泊まっていませんので、次回登る時には是非この山荘に泊まって1泊2日で登ってみたいですね。 右は帰る途中車内から撮ったものです。ETCゲート通過中ですが、割とうまく撮れました。最初から最後まで富士山尽くしでしたね。 |
![]() 【静岡山梨県境付近 車内から】 |
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