つくばさん
 筑波山
登山日: 2009年11月22日(日)   標高:877m(女体山)、871m(男体山)
    累積標高差 : − m(駐車場から397m)


 11月22日(日)    筑波高原キャンプ場 6:20  → ユースホステル跡 6:45 
   →  男体山 7:15 → 女体山 7:40 → 筑波高原キャンプ場 8:10

 

  本日は筑波山に向かいます。実は前日の丹沢山で帰る予定だったのですが、今日の午前中は天気がもちそうとのことだったので登ることにしました。筑波山というとロープウェイやケーブルカーで頂上まで登れる観光の山というイメージがあったのですが、せっかくなので麓から登ることにします。
 静かな場所から登りたいなと思ったので、ロープウェイ等のない北側から登ることにします。標高がある程度あるので短時間で登れるというのもありますがね。筑波高原キャンプ場の駐車場を起点にすることにします。ここには、写真の場所以外にも小さな駐車場がいくつかありました。またキャンパー用なのかもしれませんが、きちんとした公衆トイレもあります。

【キャンプ場駐車場】 
  
【紅葉した木】
 前夜はしもつまの道の駅で寝たのですが、寒くて明け方目が覚めてしまいました。準備をして駐車場まで移動してきた時には気温2℃でした。結構寒い日だったようですね。ただし、筑波山の標高はそれほど高くないのでこのくらいであれば問題ないでしょう。準備をして6時過ぎに出発をします。
 最初は舗装されていない林道をしばらく歩きます。男体山もちらっと見えますね。紅葉もちらほら見えますが、まだ暗いのできれいには見えませんね。暗いというか曇っているというのが正確なところですが・・・。
 しばらく歩くと舗装された道に入ります。ここは、下から上がって来た時の頂上とキャンプ場の分岐になります。緩やかな坂をしばらく登っていきます。 

【男体山】

【キャンプ場と頂上の分岐】

 【ユースホステル跡】
 しばらく登っていくと行き止まりになっており、駐車場があります。ここがユースホステル跡で何台かここに駐車している方もいました。ここから登山道に入っていきます。男体山方面への登り口になります。 
 実は入口の看板は「筑波山遊歩道」と書いてあります。登山道ではないのですねえ。実際歩きやすい道が続いています。ただし、結構ぬかるんでいる場所も多いのでスニーカーなどでは歩きにくそうですけどね。  
【登山口】

【登山道1】

【登山道2】 
  
【山頂部手前】
  淡々と坂を登っていると突然近代的な建物が現れます。ここが山頂部になっていて、南側からはロープウェイが通っています。ここから少し右手に入って男体山山頂を目指します。途中岩がごつごつした場所があって雨の日は滑りそうですね。階段を一気に上がるとそこは男体山山頂です。

【男体山】 

【男体山への上り】 
 
【男体山山頂】 
  
【男体山から女体山】

【セキレイ石】
 男体山頂からは見事な展望が広がっていました。もし晴れていたらかなり遠くまで見渡せたでしょうね。近くに高山がないせいか地平線の彼方まで見えるような気がします。ここからは女体山もよく見えますね。
 ちなみに山頂部もまだロープウェイ等が動いていないせいか、登山者または散歩で登って来た人しかいなかったため静かなものでした。連休の間の日ですから昼間は結構な人出になるのでしょうか。
 男体山を降りて今度は女体山に向かいます。途中、セキレイ石、ガマ石というおもしろい形をした岩がありました。なるほどなとガマ石はしげしげと眺めてしまいました(笑)。

【ガマ石】 
 
【女体山山頂(百名山碑)】
 
【女体山から男体山】
 最後石の階段を登ると女体山山頂になります。ここには筑波山百名山の碑もありました。女体山山頂部は岩が突き出したようになっていて、見事な街並みを眺めることができます。また、天気が良ければ富士山も見ることができるようですね。晴れていたらどこまで見えるのかなと期待させられますね。

 しばし展望を堪能した後は下山です。女体山からキャンプ場へ下る道を通ります。ちょうど周回する感じでしょうか。山頂直下は歩きにくい道がありますが、その後はなだらかに下って行きます。途中花も見られました。花の知識は全然ないのですが、彩り豊かできれいですよね。その後キャンプ場の中を突っ切って駐車場に到着です。
  
【女体山山頂からの眺め】
  
【富士山方面】
 
【トチバニンジン】
 
【サザンカ?】

【サザンカ】

【ロッジ】

【紅葉】 
 
【駐車場へ】
 時間にしてわずか2時間弱の山行でしたが、朝早い時間帯ということもあって割と静かに回れたうえに、いろいろな景色や花を見られて良かったです。筑波山は花の多い山という話を聞きますので、四季折々でいろいろな様相を見せてくれるのかもしれません。

 まだ早い時間に下山したのですが、この後9時過ぎからは雨が降り始めました。時間には余裕があったのですが、連休中ということでそのまま帰途に着きます。途中何度も渋滞に巻き込まれましたが、13時頃には静岡に帰ることができました。休日に首都圏を抜けるのは骨が折れますよね。
 
【右の山の左側女体山 右側男体山】 
 


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