くまぶせやま | |
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登山日: 2010年4月24日(土) | 標高:1653m(熊伏山) |
累積標高差 : − m(登山口から約680m) |
4月24日(土) | 登山口 12:10 → 青崩峠 12:25 → 稜線分岐 13:30 | ||||
→ | 熊伏山山頂 13:45(〜14:15) → 稜線分岐 14:25 | ||||
→ | 青崩峠 15:25 → 登山口 15:35 |
観音山に登った後熊伏山に向かいます。観音山から近いので縦走も考えたのですが、舗装された道を歩くのが長くなることや、縦走ルートの登山道の状態がわからなかったので車で移動することにしました。ちなみに車での移動距離は4キロ、なかなか微妙な距離ですね。 152号線から少し脇に入って上って行くと登山口になります。まずはここから青崩峠に向かうことになります。私は静岡県側から向かったわけですが、反対の長野県側からも上ることができます。実際、昔はこの青崩峠を通って信濃遠江間で交易がなされていたようで、塩の道と呼ばれています。 |
![]() 【登山口駐車場】 |
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![]() 【塩の道】 |
登山口からはよく整備された石畳の道を歩いて行きます。昔は難所だったそうですが、整備された今では青崩峠までなら運動靴でも歩いて行けそうですね。 途中武田信玄の腰掛岩なるものがありました。武田信玄が遠征した際に休憩のため座ったものだとか。この後有名な三方ヶ原の戦いに挑むことになります。 登山口から15分も歩くと青崩峠に到着です。ここで長野県側の道と合流します。 |
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![]() 【登山口】 |
![]() 【青崩峠への道】 |
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![]() 【武田信玄腰掛岩】 |
青崩峠からは登山道に入ります。登山道もしばらくはよく整備された道が続きます。ただし、1箇所だけ崩れている箇所があって、上りは何気なく上を通って行ったのですが、よく見ると下には結構な空間があって突き抜けると結構下に転がって行ってしまいそうです。それほど太くない根っこが支えているだけなので少し怖いですね。帰りは念のため無理に斜面に上ってトラバースするように通りました。 途中斜面が崩落している箇所もありました。このあたり青崩峠の由縁とも関わってくるのでしょうか。 |
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![]() 【青崩峠(右奥は長野県側からの道)】 |
![]() 【青崩峠登山口】 |
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![]() 【整備された道】 |
![]() 【崩壊地】 |
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![]() 【崩れている箇所】 |
歩いているとツツジの花が咲いていました。といってもまとまって咲いていたのはこの箇所だけでした。もう少し暖かくなってくるとあちらこちらで見られるのでしょうかね。 登山道はよく整備された道を過ぎると、所々急な登りが出てきます。木の根がむき出しになったような箇所では、少し手を使ってよじ登るような場所もありました。このあたりは尾根がやせていますが、危険を感じるほどの箇所はなかったと思います。 |
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![]() 【唯一まとまって咲いていたツツジ】 |
![]() 【徐々に険しい道も】 |
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![]() 【木の根がむき出しになった道】 |
さらに登って行くと、黒法師岳やバラ谷ノ頭などの深南部の山々が見えて来ました。天気が良ければ南アルプスの山々も見られるようですが、本日は曇っていて残念ながら見ることができませんでした。 急登を登りきると稜線分岐に出ます。ここからは、左に行くと観音山への長い縦走ルートにつながります。熊伏山は右手に向かって行きます。ここまでくればもう一息です。 |
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![]() 【左:鎌崩ノ頭と丸盆岳 中央:黒法師岳 中央右:バラ谷ノ頭 右手前:前黒法師山】 |
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![]() 【稜線分岐 左:観音山 右:熊伏山】 |
![]() 【熊伏山山頂の様子】 |
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![]() 【熊伏山山頂】 |
いくらかアップダウンをしながら進んで行くと間もなく熊伏山山頂に到着です。こじんまりとした山頂で南アルプス方面が開けています。空は曇ってきていて、深南部手前の山々までが少しガスがかかってきていました。また、安定しない天候で雪がちらついたかと思えば、日がさしたりといった状態でしたね。 そんな天候でしたので、中ノ尾根山こそよく見えましたが、奥の南アルプスの山々は全く見ることができませんでした。山頂での一時を過ごした後ゆっくり下山しました。 |
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![]() 【中央に中ノ尾根山】 |
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