たらだけ
 多良岳
登山日: 2010年4月30日(金)   標高:996m(国見岳)983m(多良岳)983m(多良前岳)
    累積標高差 : − m(登山口から約450m)


 4月30日(金)    登山口 13:15 → 稜線分岐 13:50 → 国見岳 14:10
   →  多良岳 14:20 → 多良前岳 14:50 → 多良岳 15:10
   →  稜線分岐 15:25(〜35) → 登山口 16:10

 

 雲仙岳に登った後は多良岳に向かいます。コースは、最も一般的だと思われる中山キャンプ場からのルートをとることにします。雲仙岳のある南方から目指したわけですが、平野部からは雄大な多良山系の山々を見ることができました。

 中山キャンプ場手前には大型バスが2台とまっていました。GW期間とはいえ、平日であるにもかかわらず人気のある山だなと思ったら、地元の高校生が登山にきていたのでした。実際、キャンプ場に着くと既に下山した高校生が結構いましたし、登る途中ある程度のところまでは多くの高校生や先生とすれ違いました。

【中山キャンプ場】 
  
【キャンプ場奥より多良山系最高峰の経ヶ岳(1076m)】
 キャンプ場奥からは、多良山系の最高峰である経ヶ岳を眺めることができます。また、この林道を進んで行くとそのまま経ヶ岳への道になります。時間があれば、多良岳からの縦走も考えましたが、かなり時間がかかるようでしたので断念しました。

 お昼も過ぎていますので、キャンプ場の登山口から出発です。ロッジの間を通ってまずは稜線を目指して上がって行きます。道はわかりやすくよく整備されています。地形図では、等高線が詰まっているようにも見えるのですが、あまり急登もなく着実に高度を稼いで行きます。

【登山口】 

【整備された登山道】 
 
【多良川水源地】
 途中多良川の水源地もありました。水源地なので仕方がないですが、どんなに大きな川でも水源地は静かなものですね。

 30分少々歩くと稜線分岐に到着です。ここからは、多良岳や経ヶ岳へ行く道の他に多良岳を南側に巻く道への分岐もあります。南側の道は帰りに使おうかとも思いましたが、地形図にも載っておらずどんな道かはわかりませんでしたので、結局通りませんでした。 
 
【稜線分岐】 
 
【稜線分岐多良岳方面】
 
【石段の上り】 
 ここから多良岳に向かって歩いて行きます。石段上の鳥居のそばでは祠を建てているようでした。さらに進むとしばらく石段の上りが続きます。

 このままずっと歩きやすい道が続くのかと思いましたが、途中から本格的な登山道になっている箇所もあって、木の幹を登ったり、岩の上を歩いたりする場所もありました。ただし、この道はそれほど長くはなくやがて国見岳と多良岳との分岐に到着です。
 
【険しい箇所も】

【国見岳多良岳分岐】 

【国見岳より経ヶ岳】 

【国見岳山頂?】

【多良岳山頂の様子】

 まずは国見岳を目指します。5分も歩かないうちに行き止まりになります。看板はありませんがこのあたりが山頂なのでしょうか。ここからは経ヶ岳を眺めることができました。

 国見岳に登った後は、分岐まで戻り多良岳を目指します。国見岳からは10分程で到着です。立派な祠があるのですが、ここには三角点はなく山頂を示す看板も見つけられませんでした。 
 樹々に囲まれて展望はあまりありませんが、樹木の間から麓の景色や多良前岳を望むことができました。

【多良岳山頂】

【山頂からの景色】 

【多良前岳】

【咲き誇るツツジ】

【多良前岳と巻道分岐】
 多良岳に登った後に多良前岳を目指します。実はここまでは経ヶ岳へ登ることも考えていたのですが、時間を考えて多良前岳を往復することにしました。特に三角点にこだわりがあるわけではないのですが、国見岳も多良岳も三角点がないので、三角点のある山もと思ったのでした。

 一旦下った鞍部には巻道への分岐があります。恐らく稜線分岐につながっているのでしょうが、不確かなため結局この道は使いませんでした。そのまま多良前岳に向かいます。 

【梯子】 

【左に多良岳 中央に経ヶ岳】

【多良前岳山頂】 
 登山道は変化に富んでいて、岩場や梯子などもありました。切れ落ちているような危険個所はないのですが、多良岳までの道と比較するといかにも山道といった感じなのでしょうか。

 山頂は岩場の延長のような感じで、ぱっと見た感じでは山頂とは思えないような場所でした。スペースもあまりないですね。

 多良岳を眺めた後、元の道を辿って行きます。稜線分岐ではちょうど祠が完成していましたね。最後は歩きやすい道を下って登山口まで戻ってきました。

【多良岳を眺めて】  

【キャンプ場付近の新緑】   


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