うんぜんだけ
 雲仙岳
登山日: 2010年4月30日(金)   標高:1359m(雲仙岳)1486m(平成新山:登山禁止)
    累積標高差 : − m(仁田峠から約300m)


 4月30日(金)    仁田峠 8:20 → 妙見岳展望台 8:50 → 国見岳 9:20
   →  普賢岳山頂 9:55(〜10:15) → 仁田峠 10:55

 

 九州遠征2日目になります。昨日、九州に向かう途中で那岐山に登り、そのまま長崎に向かいました。夜中に長崎に入り、道の駅「みずなし本陣ふかえ」に車中泊です。本日から九州の山々の登山開始になります。

 九州初日の本日は、まず雲仙岳に登ります。火砕流による被害の出たことがつい先日のことのように思われます。なお、観光では数年前に一度来たことがありますが、登るのは当然今回が初めてになります。道の駅からは、目の前に溶岩に覆われて白く見える平成新山を眺めることができました。
 

【道の駅からの平成新山】 
  
【展望所からのからの平成新山】
 道の駅からは山の方に向かって走って行って、仁田峠循環道路に入ります。有料道路ではないようですが、入口で協賛金として100円を払うようになっています。なお、この道路は南側の入口から一方通行になっていますので要注意です。自分の場合、たまたま南から向かったのでそのまま入れたわけですが。一方通行ですのですので、狭い道でもすれ違いはありません。

 途中の展望所から平成新山を眺めることができますが、これだけ近くから見ると本当に迫力満点ですね。 

【仁田峠駐車場】 

【仁田峠より妙見岳山頂(ロープウェイ駅)】 
 
【登山道】
 展望所からさらに進むと、広々とした仁田峠駐車場が現れます。ロープウェイもまだ動いていないようで、まだ車はあまりとまっていませんでした。

 本日のコースは、このロープウェイ脇の道を登って、国見岳に立ち寄りつつ普賢岳を目指します。普賢岳からは東のルートから戻ってくるという周回ルートになりますね。なお、最高峰である平成新山は登山禁止ですので、普賢岳から眺めることになります。
 
【麓の景色 中央に仁田峠駐車場】 
 
【ロープウェイ山頂駅】
 
【普賢岳(手前)と平成新山(奥)】 
 駐車場で準備をしたら出発です。ロープウェイ乗場脇の道から登って行きます。少しわかりにくかったので、ロープウェイ乗場の方から登山口を聞きました。道はしっかりしていて、30分程も歩くと山頂駅、そして妙見岳展望台に到着することができました。展望台からは、目の前に普賢岳、そして奥に平成新山を眺めることができます。この日はかなりガスが出ていて、見えたり見えなかったりの繰り返しでした。

 展望台からは、一旦下って国見岳に向かって行きます。途中妙見神社を経て、分岐を国見岳方面に向かって登り始めます。
 
【妙見神社】

【国見岳】 

【国見岳分岐】 

【険しい登り】

【山頂手前の道】
 この道が思ったよりも険しくて、岩のむき出しになったような場所では、手を使って登る場所もありました。また、急登を登った後は、伸び放題のササの間を歩いて行きます。ただし、ルートがはっきりしているので迷うということはありませんし、標高差はそれほどではないので短時間で登れます。

 国見岳では、また違った角度から普賢岳や平成新山を眺められたらと思ったのですが、ちょうどガスの中に入っていて何も見えない状態でした。仕方がないので、下って普賢岳を目指します。普賢岳へ向かう道には警告看板がありましたので気を引き締めて行きます。

【国見岳山頂】

【警告看板】 

【緩やかな下り】

【普賢岳分岐】

【妙見岳】
 しばらくは緩やかに道を下って行きます。やがて普賢岳への分岐が現れますので、ここから上って行くことになります。一直線に約150m程の標高差を上って行きます。岩場を上って行くようなイメージをしていたのですが、少し急な箇所もある普通の登山道でした。国見岳への上りと比較すると全然歩きやすかったですね。

 山頂手前にある普賢神社を通って、少し登るとそこは普賢岳山頂です。ここまでくると、本当に平成新山が目の前に聳えています。ガスが次々と通過して、なかなかすっきりした平成新山を見ることができなかったのが残念ではありますがね。

【普賢岳への上り】 

【普賢神社と奥に平成新山】

【普賢岳山頂より平成新山】  

【普賢岳山頂の様子】  

【仁田峠への道】 
 普賢岳山頂は、遠くから見たように岩場になっています。ここで少し休憩した後下ります。分岐まで一気に下った後は、仁田峠に向かう道に入ります。このあたりは新緑がきれいでしたね。ほぼなだらかな道を進んで行くと、登山道入口に到着です。ここには鳥居がありましたね。普賢岳に直行するのでしたら、こちらから登るのでしょう。

 九州最初の山は充実した山歩きと雄大な眺めを得ることができました。運転疲れ後にはちょうどいい山登りとなりました。

【入口の鳥居】  

【仁田峠看板】  
 


山行記へ戻る

ホームへ戻る