そぼさん | |
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登山日: 2010年5月2日(日) | 標高:1756m(祖母山) |
累積標高差 : − m(一の滝から1136m) |
5月2日(日) | 一の滝 14:15 → 国観峠 15:55 → 祖母山山頂 16:35(〜50) | ||||
→ | 国観峠 17:15 → 一の滝 18:35 |
傾山に登った後に祖母山に向かいます。傾山に登った際に、翌5月3日が山開きだから明日はとても人が多いだろうねという話を聞いたのと、登山口が近いということから登ることにしたのでした。コースタイム通り歩けば十分明るい時間に戻って来られるとはいえ、傾山に登った後に登るにはあまりに厳しかったという感は否めません。 傾山の九折登山口からですと尾平登山口が最も近いのですが、山頂までのアプローチが長いということで北側に回って一の滝駐車場を目指しました。 |
![]() 【一の滝駐車場】 |
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![]() 【登山届ポスト】 |
一の滝の手前の神原には広々とした駐車場があるようでしたが、徒歩で片道40分の距離でしたので一の滝まで入ることにしました。駐車場は20台もとめられない程の広さです。祖母山が百名山であることを考えるとここにとめるのは厳しいかなといったところで、林道沿いにもずらっと車がとめられていました。自分の場合には遅すぎたのが幸いしたのか、ちょうど出る車があって入れ違いに駐車することができました。 なお、駐車場の入口には登山届を投函するためのポストも設置されています。切羽詰まったという程ではないにせよいい時間ですので、準備をしたらすぐに出発です。 |
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![]() 【登山口】 |
![]() 【沢沿いの道】 |
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![]() 【御社の滝】 |
まずは、駐車場に沿って続いている林道を歩いて行きます。しばらく歩いて行くとわかりやすく登山口の看板がありますので、そこから入って行きます。最初樹林帯に入り、一旦沢沿いの道になりますが、再び歩きやすい土の道に変わります。この道は川に沿っていて、途中御社の滝がありました。近くまで行けるようで、滝のそばで遊んでいる家族連れがいました。 滝を過ぎてしばらく上って行くと五合目小屋があります。ここからは、木の階段が続きます。木の階段を上りきってしばらく歩くと徒渉地点がありました。先の登山道が見えているので、進むのに問題はありませんが、暗くなる前に戻ってきたい場所でしたね。 |
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![]() 【五合目小屋】 |
![]() 【小屋付近からの木の階段】 |
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![]() 【アケボノツツジと新緑】 |
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![]() 【咲き誇るアケボノツツジ】 |
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![]() 【渡渉地点】 |
この渡渉地点までも、それなりに高度を稼いできたわけですが、渡渉地点を過ぎたあたりから急登になってきます。それと同時に、この中腹あたりではアケボノツツジが結構咲いていて、新緑の緑とのコントラストがきれいでした。 その後も着々と上って行きます。木の幹をよじ登るような箇所もあるにはあるのですが、むしろぬかるんで非常に滑りやすい土に苦労させられました。滑りやすさを見ながら進んで行くことになりす。ただし、ルートははっきりしていますので、その点については歩きやすかったですね。 |
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![]() 【滑る土の道】 |
![]() 【ササ原の道】 |
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![]() 【国観峠】 |
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![]() 【国観峠からの祖母山】 |
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![]() 【ササ原の道】 |
標高差が大きいことにもよるのでしょうが、午前中の山で消耗した体力が想像以上で、なおかつ肩が痛くなってきたのには参りましたね。 体を騙し騙し上ってきてササ原の道に入ってくると間もなく国観峠に到着です。広々とした場所ですので、人が多くてもくつろげそうな場所ですね。何よりも正面に祖母山を眺めることができます。遅い時間でしたが、上りでも下りでものんびりしている方達がいました。このあたりでテントを張るのでしょうかね。 |
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![]() 【ぬかるんだ道】 |
![]() 【山頂の様子】 |
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![]() 【祖母山山頂】 |
国観峠からは、しばらくなだらかなササ原の中の道を歩いて行きます。やがて急登になっていくわけですが、随所に水が流れていて、ただでさえ滑りやすい土の道がさらに滑りやすくなっていた箇所もありました。そしてようやく山頂に到着です。 暗くなり始めていたのと、曇っていたせいもあってあまり展望はよくありませんでしたが、午前中に登った傾山や、古祖母山などを見ることができました。山頂での静かな一時と思ったのですが、縦走中の若い2人組が登ってきましたし、実は下山中も年配の方のグループを抜きました。結構みなさん遅い時間まで歩いているのだなと思いました。 |
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![]() 【傾山】 |
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![]() 【古祖母山と障子岳】 |
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![]() 【明るいうちに渡渉地点に】 |
山頂で一休みをしたら下山開始です。土の滑りやすい場所こそ慎重に進みましたが、その後は順調に下ってきて、明るいうちに渡渉地点を越えることができました。 暗くなりつつありましたが、やはりアケボノツツジは見事なものですね。疲労の限界に達しつつも、本日の山行の充実感に浸りつつ登山口まで戻ってくることができました。 駐車場ではなんと傾山で坊主尾根コース付近までずっと近くで歩いた方と会いました。車中泊をして明日祖母山に登るということです。駐車場は、これから帰る自分以外は既に車中泊の車で満車のようでした。やはりGW中の百名山はすごいですね。 |
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![]() 【下山中のアケボノツツジ】 |
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