たかちほのみね
 高千穂峰
登山日: 2010年5月7日(金)   標高:1574m(高千穂峰)
    累積標高差 : − m(高千穂河原から約600m)


 5月7日(金)    高千穂河原 14:05 → 高千穂峰山頂 15:15(〜25)
   →  高千穂河原 16:20

 

 午前中に開聞岳に登った後は、高千穂峰に向かいます。さすがに、かなりの距離があるので時間がかかります。ただ、すっきりとした晴れとまではいかなくても、雨が完全にあがったのはうれしかったですね。お昼過ぎにはなんとか、登山口である高千穂河原に到着できました。

 本当は韓国岳とセットで登りたかったのですが、時間が中途半端だったので翌日に回すことにしました。高千穂峰だけでしたら手頃な時間で回れますので、のんびりと出発です。

【高千穂河原駐車場】 
  
【大鳥居口】
 ちなみに高千穂河原駐車場は有料で普通車ですと410円です。駐車場は広いですし、トイレ等も完備しております。登山基地としては申し分ないでしょう。

 まずは鳥居をくぐって古宮址に向かって歩いて行きます。なお、この鳥居のそばにはツツジが咲いていてとてもきれいでした。また、登山口を記した立派な石碑もあります。登山口からよく整備された砂利道を歩いて行くと、古宮址に到着です。

 ここからは御鉢が見えるようですが、曇っていてあまりはっきりとは見えませんでした。この古宮址の手前を右手に入って行きます。  

【高千穂峰登山口石碑】 

【キリシマミツバツツジ】 
 
【古宮址】
 このあたり一帯は霧島神宮の森散策路となっていて石畳の道が続きます。とはいえ、散策路案内図ではここは登山道となっていて、途中から石の階段があって急登になっています。急登を登りきると三差路があって、高千穂峰と自然研究路の分岐があります。

 高千穂峰への道を歩いて行くと、赤茶色の溶岩の道でしょうか、岩のごろごろとしたザレた道に入って行きます。少し歩くと樹林帯を抜けて、御鉢が見えてきます。目指す高千穂峰はその向こう側になります。
 
【霧島神宮散策路】

【登山道分岐三叉路】   
 
【御鉢への道】

【上りからの御鉢】  

【高千穂河原を振り返って】 

【御鉢内側に咲くミヤマキリシマ】 
 この御鉢までの上りは、足元がザレているのでルートを考えながら進んで行かないととても歩きにくいです。岩のごつごつしたところの方が足元が安定して歩きやすかったように思います。気持ち良く歩くというわけにはいかないでしょうが、この独特の景観はなかなか新鮮なものでした。短時間で登ることができるので、そのようなことを言っていられるのかもしれません。

 ようやく御鉢の縁まで登って内部を覗くと、まだまだ満開までは先でしょうが、一部が咲いているミヤマキリシマを見ることができました。他の山よりも早く咲き始めるとのことです。

【中岳〜新燃岳〜韓国岳と連なる景色】 

【御鉢内部】 

【御鉢の道と高千穂峰】
 また、このあたりから北西方向を見ますと、韓国岳やその手前の新燃岳を見ることができます。この時は新燃岳付近が噴火活動により立入禁止となっていましたので、縦走はできなくなっていたようです。

 高千穂峰もようやく姿を現してくれます。御鉢上の道をしばらく歩いて行くと高千穂峰への分岐がありますので、一旦下って行くことになります。分岐といっても、御鉢上の道はこの先立入禁止ですので事実上高千穂峰に向かう道しかありません。

【正面からの高千穂峰】

【高千穂峰分岐 正面は立入禁止】

【鞍部の霧島神宮元宮】

【山頂を見上げて】 
 まずは一旦鞍部に下って行きます。ここには鳥居があって、鳥居横の案内による霧島神宮の創祀だということです。この鞍部から最後の上りとなります。

 ここも足元がザレているので少々歩きにくいですが、ここを登りきると高千穂峰山頂に到着です。山頂には有名な「天の逆鉾」もありますね。また、周囲に遮るものがないためパノラマの景色が広がっています。

 山頂で景色を十分楽しんだ後下山します。もう一度ミヤマキリシマをじっくり見てから下りました。

【高千穂峰山頂】 
 
【天の逆鉾】

【山頂より御鉢】 

【正面に韓国岳】 

【ミヤマキリシマ】 

山行記へ戻る

ホームへ戻る