だいにちがたけ
 大日ヶ岳
登山日: 2010年5月21日(金)   標高:1709m(大日ヶ岳)
    累積標高差 : − m(駐車場から約700m)


 5月21日(金)    駐車場 5:30 → 大日ヶ岳山頂 7:20(〜55) → 駐車場 9:00

 

 本日は大日ヶ岳に登ります。4月に川上岳と位山に登ったのですが、まだ白山の雪が残っているうちにもう少し近くの山で見てみたいということで向かいました。

 コースはダイナランドスキー場駐車場から歩く最短コースを利用することにしました。平日の早朝であり、スキー場閉鎖後ということもあって人が全然いない状態でしたので、駐車場所がよくわかりませんでした。本来はスキー場ですので広々としたスペースがあちこちにあるのですね。結局事務所脇にとめさせていただくことにしました。

【駐車場所】 
  
【スキー場駐車場】
 後方にはきちんとした駐車場もありました。スキー場が営業している頃はこの駐車場がいっぱいになるのでしょうね。

 駐車場所からは、舗装された道を少し上って行った後、リフト下の登山道を通って行きます。上の地図上では、長いゴンドラの下をずっと歩くように見えますが、植生保護のためゴンドラ下を直登することはできませんでしたので、ゴンドラ終点の東斜面を下るコースを逆にたどって上って行きました。急斜面のザレた道もありますが、スキー場のコースですので基本的には歩きやすいです。

【リフト下登山道】 

【ゴンドラ終点】 
 
【ゴンドラ終点脇からの上り】
 ゴンドラ終点を過ぎてさらに西へ歩くと、登山道の矢印看板があって、再び上りになります。ここには中央に舗装された道がありました。もう少したって花がきれいに咲くころになると、ゴンドラとつないで観光客でも入れるようになっているようですね。

 この道を歩いていると、ダイナランドと山頂との分岐がありますので、山頂方面に入って行きます。ここからはササ原の道になります。道は歩きやすい土の道ですね。足元が濡れていると滑りやすいかもしれません。
 
 
【山頂とダイナランド分岐】 
 
【ササ原の道】
 
【ブナ林の道】 

【高鷲スノーパークゴンドラ終点】 
 
【残雪】
 しばらくは丈の低いササ原の中を歩いて行きますが、やがてまばらにブナの木が見えてきます。まだ早朝で涼しいこともあって気持ち良く歩いて行きます。夏の暑い時期は厳しいコースとありましたが、実際遮るものが何もありませんので、夏は確かに厳しいかなと思います。逆に寒い時期にはいいのかもしれません。

 やがて、右手に高鷲スノーパークの建物が見えてきます。ここがゴンドラの終点のようです。ゴンドラで標高1500m以上のところまで上がってしまうようですね。また、このあたりからはちらほら残雪も見られるようになりましたが、歩くのに支障があるほどではありませんでした。
  

【正面に大日ヶ岳】 

【桧峠からの分岐(右)を振り返って】

【大日ヶ岳と白山】 

【大日ヶ岳北西 小白山、野伏岳、薙刀山、土吹山の山並み 野伏岳と薙刀山間の奥に経ヶ岳】 

【山頂の様子】
 さらに上がって行くとやがて正面に大日ヶ岳を見ることができます。実は最初に白山が見えたため、こんなに雪の残った山に登るのかと勘違いをしていまいました。大日ヶ岳も山腹には雪を抱えていますが、登山道上は既にほとんどありませんでした。それにしても、大日ヶ岳と白山のコントラストは見事ですし、大日ヶ岳の北西部にきれいに連なる山々も見ることができました。

 最後なだらかなササ原の道を上がって行くと山頂に到着です。山頂に着く前から見えていましたが、山頂からのパノラマはまた一段と素晴らしいですね。白山方面は少し藪があるので、少し高い所に登らないと裾までは見えないかもしれません。  

【大日ヶ岳山頂】

【展望図】 

【別山と白山】

【荒島岳】 

【ゴンドラ終点付近の下り】
 それにしても見事な展望でした。既に一部の山々はガスってきておりましたが、白山〜別山にかけては立派な姿を見ることができました。朝一番にこの山に登った甲斐があったかなと思いましたね。山頂はどの方向にも開けていますので、展望がクリアであれば、かなりの山々を見ることができるのでしょう。

 山頂での展望を名残惜しみつつ下山開始です。逆光とガスで少しもやがかかったように見えますが、次の目的地である鷲ヶ岳を見ながらの下りになりました。本当に見事な展望に恵まれた大日ヶ岳でした。 

【正面に鷲ヶ岳】  

【麓からの大日ヶ岳 右手には白山も】   


山行記へ戻る

ホームへ戻る