こくしがたけ・きたおくせんじょうがだけ
 国師ヶ岳・北奥千丈岳
登山日: 2010年6月12日(土)   標高:2592m(国師ヶ岳) 2601m北奥千丈岳
    標高差 : 大弛峠から約240m


 6月12日(土)    大弛峠 14:30 → 国師ヶ岳 15:00
   北奥千丈岳 15:10(〜20) → 15:50 夢の庭園〜大弛峠

 

 和名倉山に登った後時間があったので、国師ヶ岳及び北奥千丈岳に登るべく大弛峠に向かうことにしました。この峠の標高は2360mですが、峠まできちんと舗装されています。これにはさすがに驚きました。

 大弛峠には公衆トイレや、少し歩いたところには大弛小屋があって、テント場もあります。このような便利な場所のせいか、既にいい時間であったにも関わらず車はほぼ埋まっていました。ちなみに、ここからは金峰山まで縦走することができます。瑞垣山荘よりも短時間で山頂に到着できるようです。

【大弛峠】 
  
【登山口】
 大弛峠から登山口に入って歩いて行くと、間もなく大弛小屋があります。この裏手にぐるっと回って行くと登山道があります。

 登山道はよく整備されていて、木の階段や木道が続いています。これが歩きやすいのかどうか判断の分かれるところですが、このような道であるために軽装で登っている人もいました。

 しばらく登って行くと前国師ヶ岳に到着です。ここからは、これから登る国師ヶ岳や北奥千丈岳を眺めることができます。かなり曇っていて、その他の山はほとんど見えませんでした。 

【大弛小屋】 

【木の階段と木道】 

【前国師ヶ岳】  
 前国師ヶ岳から歩いて行くと、国師ヶ岳と北奥千丈岳への分岐がありますので、まずは国師ヶ岳に向かいます。最後の登りでは登山道に雪が残っていました。

 ここを登りきると国師ヶ岳山頂に到着です。北奥千丈岳こそ見えましたが、他の山はガスの中で全く見えませんでした。仕方がないので、山頂の写真だけ撮って北奥千丈岳を目指すことにします。一旦分岐まで戻ります。
  
 
【正面に国師ヶ岳 右に北奥千丈岳】 
 
【雪の残った道】

【国師ヶ岳(正面)と北奥千丈岳(右)への分岐】  

【国師ヶ岳山頂】 
 
【山頂からの北奥千丈岳】 

【残雪の多く残った道】 
 分岐からは北奥千丈岳に向かいます。こちらは、国師ヶ岳への道以上に残雪があって、斜度が急なところでは滑りやすいところもありました。樹林帯で危険なところのないのが救いでしょうか。この標高ですと、6月ではまだまだ雪が残っているようです。

 この残雪の残った道を登りきると、北奥千丈岳山頂に到着です。ここは、奥秩父の最高峰になります。とはいえ、主要な山々からは離れているためにあまり知られていない山のようです。周囲は開かれていましたので、晴れていれば見事な景色が広っていることでしょう。 

【山頂の様子】   
 
【山頂看板】  
 
【正面に国師ヶ岳】  
 
【夢の庭園と雲に隠れた金峰山】  

【金峰山登山口】 
 北奥千丈岳からは、滑りやすい雪道を慎重に下って行きます。帰りは夢の庭園を通って帰ることにしました。巨石と灌木が調和して庭園のようになっています。淡々と歩いてしまうとあまり実感できないかもしれませんね。

 30分も歩くと大弛峠に戻ってくることができました。時間があったので、金峰山の登山口だけ確認して帰路についたのでした。
 


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