みょうこうさん | |
![]() |
|
登山日: 2010年10月3日(日) | 標高:2454m(妙高山) |
累積標高差 : − m(燕温泉から約1300m) |
10月3日(日) | 燕温泉 4:30 → 北地獄谷分岐 5:45 → 天狗堂 6:45 | ||||
→ | 妙高山・北峰 8:00(〜50) → 天狗堂 9:35 | ||||
→ | 北地獄谷分岐 10:15 → 燕温泉 11:10 |
本日は妙高山に登ります。当初は日曜日の天気が崩れる予定であったため、土曜日だけで帰る予定だったのですが、土曜日に下山後天気予報を確認したところ、日中は天気がなんとかもちそうだったので、前日に登る予定だった妙高山に登ることにしました。 前日の登山口である笹ヶ峰からも登ることができるのですが、途中まで火打山と同じルートを歩くことになるので、本日は燕温泉からのルートをとることにしました。コースタイムも笹ヶ峰より若干短く、温泉を楽しむのならこちらでしょうね。 |
![]() 【燕温泉手前一般駐車場(下山時)】 |
|
![]() 【燕温泉へ(下山時)】 |
燕温泉手前に無料駐車場がありますので、ここで車中泊をすることにしました。この奥は燕温泉宿泊者用の駐車場のみになります。ちなみに、この無料駐車場にはきれいなトイレがあるので便利です。また、ここまでの道は温泉街への道ですので、舗装された山道で走りやすい道です。 天気予報ではすぐに天気が崩れるような状況ではなさそうでしたが、前日よりもさらに早い時間から出発することにしました。真っ暗な中、まずは燕温泉に向かって出発です。 |
|
![]() 【温泉街(下山時)】 |
![]() 【登山口看板】 |
|
![]() 【この先に黄金の湯(下山時)】 |
歩いて間もなく温泉街に入って行きます。温泉街を抜けたあたりに登山口の看板があって、さらに登って行くと途中黄金の湯があります。ここは野天風呂となっていて自由に入ることができるようです。男性用風呂は道から少し見える位置にありました。女性用は別途仕切られた場所にあるようです。 黄金の湯を過ぎたあたりでは、正面にどっしりとした山が見えてきます。もちろん上りでは真っ暗でしたので何も見えなかったのですが。 |
|
![]() 【妙高山方面(下山時)】 |
![]() 【惣滝展望所分岐 妙高山は左へ(下山時)】 |
|
![]() 【左から林道に合流して手前へ(下山時)】 |
やがて、惣滝展望所との分岐になりますので左の妙高山方面に入って行きます。ここから先がよくわからなかったのですが、結局左手にあった林道に出て北地獄谷コースを歩くことにしました。 林道をしばらく歩いて行くと、登山道入口の看板があります、と思ったらこの道は登山道ではなく源泉管理用路だそうです。源泉管理用の道を登山者にも開放しているというのが実際のところでしょうか。舗装されているため歩きやすいですが、雨などで濡れてしまうと意外と滑りやすいかもしれません。 |
|
![]() 【源泉管理用路へ(下山時)】 |
![]() 【舗装された道(下山時)】 |
|
![]() 【赤倉温泉源湯 水場(下山時)】 |
![]() 【源泉管理小屋(下山時)】 |
|
![]() 【河原にある野天風呂(下山時)】 |
この舗装された道をずっと歩いて行くと、途中落石注意箇所などもありますが、やがて源泉管理小屋があります。この前には水場もあります。上りでは喉が渇いてなかったので下りで少しいただきました。 源泉管理小屋からは舗装された道が終わり登山道になります。なお、このあたりの河原には下りで気づいたのですが野点風呂があって、ちょうど風呂から上がった人がいました。本当に大自然を満喫することができる温泉ですよね。また、称明滝、光明滝と呼ばれる滝もあって、なかなかの景観を成しています。 |
|
![]() 【称明滝と光明滝】 |
![]() 【幅の狭い道】 |
|
![]() 【平坦な道へ】 |
![]() 【独特の色をした小川】 |
|
![]() 【北地獄谷分岐 妙高山は左へ】 |
滝を過ぎたあたりからは高度を上げて行きます。比較的歩きやすい土の道ですが、所々幅が狭くなっている箇所があるので少し注意が必要かもしれません。やがて、再びなだらかな石畳の道に入ってしばらく歩いて行くと、北地獄谷分岐に到着です。ここでは、燕温泉から上がってくるもう1本のルートと合流します。 なお、この脇を流れている小川は温泉の成分が入っているのか水が少々白っぽく、川床はぬめぬめしたような感じでした。やはり北地獄谷と呼ばれているだけのことはあるのでしょうか。 |
|
![]() 【なだらかな登山道を進む】 |
![]() 【胸突き八丁の看板】 |
|
![]() 【岩のごろごろした道】 |
![]() 【天狗堂】 |
|
![]() 【天狗堂の祠】 |
分岐から先は1箇所渡渉があった後は、沢沿いの岩のごろごろした道を歩いて行きます。しばらく歩いていると胸突き八丁の看板があって、急登を登って行きます。なだらかになったかなと思った頃天狗堂に到着です。 ここは樹木に囲まれていますので展望はありませんが、広々としていますので休憩には良さそうです。祠のようなものがありましたがこれが天狗堂なのでしょうかね。なお、このあたりからちらほら紅葉を見ることができました。本格的な紅葉はもう少し先という感じでしょうか。 |
|
![]() 【笹に囲まれた道】 |
![]() 【山頂方面を眺める】 |
|
![]() 【風穴】 |
天狗堂からは、両脇に笹の茂った道を上って行きます。樹林帯の中を歩いて行きますが、だんだん開けた場所も出てきます。ところどころで見られた紅葉も場所によってはまとまって色づいているところもあって目を楽しませてくれます。これが、さらに広範囲に色づくと本当にきれいなのでしょうね。 かなり上ってきたかなと思った頃鎖場が出てきます。この鎖場はかなり角度があって、高度感もそれなりにありますが、階段状に足が置けるようになっているので、それほど苦労はしないと思います。 |
|
![]() 【紅葉1】 |
||
![]() 【紅葉2】 |
||
![]() 【樹林帯の道】 |
![]() 【鎖場を見上げて】 |
|
![]() 【やや紅葉した木を横目に進む】 |
![]() 【岩場】 |
|
![]() 【山頂まで間もなくの岩場】 |
鎖場を上がり、ややトラバース気味に登ると一旦なだらかな道になるものの、再び岩場を登って行きます。この岩場を登って行くとようやく山頂に到着です。やはり山頂付近は険しくなります。 到着した南峰は妙高大神が祀ってある一方で、山頂の看板や三角点は北峰にあります。しかし、南峰の方が高く見えるような気がしていたら、地図上では南峰は2454mで、三角点のある北峰の2446mよりも高いようです。ただし、北峰の山頂看板は2454mと表示されています。だいたいの人はどちらも回ると思いますので、あまり細かいことは気にしない方がいいのかもしれませんね。 |
|
![]() 【妙高大神】 |
![]() 【山頂付近の大岩】 |
|
![]() 【北峰を眺める】 |
||
![]() 【妙高山山頂(三角点の標高は2446m)】 |
||
![]() 【焼山と火打山】 |
||
![]() 【焼山と火打山と青空】 |
||
![]() 【北アルプスは雲の中】 |
||
![]() 【北峰からの南峰】 |
||
![]() 【中央に斑尾山 右に野尻湖】 |
||
![]() 【高妻山】 |
||
![]() 【鎖場を慎重に下る】 |
南峰で少し休んだら北峰に移動します。大岩の間を縫うように歩いて行くと北峰に到着です。団体さんがいたせいでしょうか、山頂はかなり賑わっていました。ここからは、北アルプスこそ雲の中でしたが、昨日昇った焼山〜火打山がよく見えました。特に青空とのコントラストは見事でしたね。 また、東に目を転じると、正面には斑尾山と野尻湖、奥には苗場山あたりから志賀高原の山を経て、四阿山や浅間山あたりまでの山々を見ることができました。昨日よりは雲が多めであるとはいえ、当初雨だったこの日にこれだけの山が見られるとは思っていませんでした。 |
|
![]() 【紅葉と妙高山】 |
||
![]() 【一部紅葉した木々】 |
||
![]() 【紅葉の景色】 |
||
![]() 【お昼になってもまだ青空が】 |
北峰で景色を眺めてのんびりした後、再び南峰に戻って高妻山を眺めた後下山を開始します。山頂直下の岩場と、やや下ったところにある鎖場は慎重に下って行きました。その後も、岩のごろごろした下りはゆっくり下ったものの、全体としては順調に下って行くことができました。 上りで撮れなかった写真を撮りつつ下って、お昼前には下山することができました。まだまだ天気は良さそうでしたが、前日の疲労が残っていたため、そのまま帰路に着いたのでした。2日間で頚城三山を巡ったわけですが、本当に充実した2日間となりました。 |
|
|