がっさん
 月山
登山日: 2010年10月22日(金)   標高:1984m(月山)
    標高差 : リフト上駅から約460m


 10月22日(金)    リフト上駅 12:00 → 姥ヶ岳 12:20 → 牛首 12:50
   →  月山 13:30(〜45) → 牛首 14:10 → リフト上駅 14:40

 

 蔵王山に登った後は月山に向かいます。さすがに蔵王山に登った時よりは良くなっているようですが、空は雲が多くすっきりとした晴れは望めそうもありませんでした。だいたい2時間程で姥沢の駐車場に到着です。観光客も訪れる場所ですので、道はきちんと舗装されていて順調に来ることができました。

 道は続いていましたが、この先に一般駐車場はないとのことでしたので広々とした駐車場にとめます。お昼近い時間でしたので、準備をしたら出発です。なお、駐車場の前には更衣室を備えたきれいな公衆トイレがあります。

【姥沢駐車場】 
  
【駐車場前の道 左は公衆トイレ(兼更衣室)】
 しばらくは舗装された道をそのまま道なりに進んで行きます。いくつかの建物を脇に見ながら進んで行くと月山登山口が現れます。このあたりも紅葉は見られましたがもう終わりかけかもしれません。車で上がってくるあたりが見ごろだったような気がします。

 登山口といっても、舗装された道は続きます。歩いて行くと間もなくリフト乗場と登山道の分岐があります。すかっと晴れていれば登山道も考えたのですが、山はほとんど雲がかかって展望が望めなさそうでしたのでリフトを使って最短で山頂を往復することにしました。

【月山登山口】  

【登山道(右)分岐 リフトは道なりに左へ】  

【姥沢小屋(登山道沿い)】  

【斜面の紅葉】  

【月山ペアリフト乗場】 

【リフト乗場】 
 
【リフトでリフト上駅へ】
 やがてリフト乗場が見えてきます。このあたりでは、部分的ですがきれいな紅葉も見られました。今週末で営業が終わるというリフトを使ってリフト上駅まで上がって行きます。往復ですと1000円になります。

 だいたい20分程かけてリフト上駅に到着です。降りたところは視界が開けていて、左手に姥ヶ岳、右手に月山が見えています。しかしながら、雲で覆われているという思い込みから、この時は月山が見えていることに気づいていませんでした。実際、かなり霞んではいたのですが。その他ここには休憩所もあります。

【リフト上より まだ残っていた紅葉と山の斜面】  
 
【リフト上駅からの眺め】 
 
【姥ヶ岳休憩所】
 
【月山の看板】 
 まずは姥ヶ岳に向かって登って行きます。しばらく登って行くと分岐があって、そのまま姥ヶ岳へ登る道と山頂を巻いて牛首に直行するルートがあります。このあたりで右手に見えているのが月山であることがわかったので、展望の良さそうな姥ヶ岳に登って、帰りは直行ルートを利用することにしました。少し霞んでいるとはいえ月山を眺めることができたのは良かったのですが、月山の全容を眺められたのはこの日最初で最後となりました。

 姥ヶ岳へは少し急な道を登って行くと、左手に笹原が見えてなだらかになっています。秋口に見られるこのような景色もまたいいものです。

【姥ヶ岳への道】
 
【リフト上駅を見下ろして】

【姥ヶ岳と巻き道分岐】  

【1700mピークと月山】  

【ガスで霞んでいる月山】 

【姥ヶ岳への上り】 

【姥ヶ岳山頂 月山はガスの中に】  

【1700mピークへの稜線】 
 やがて姥ヶ岳山頂に到着しましたが、残念ながら月山は既にガスに覆われてしまいました。ガスがなければ、月山はもちろん月山に連なるきれいな稜線も眺めることができたのでしょうね。

 姥ヶ岳から稜線を歩いて行くと金姥と呼ばれる分岐に出ます。ここは湯殿山方面への分岐となっているようです。さらに進んで石畳の道を歩いて行くと牛首分岐へ到着です。ここでは、直行ルートと合流します。帰りはこの直行ルートから下ることにします。この牛首分岐を過ぎたあたりでは一時的にガスが晴れて、山頂や歩いてきた姥ヶ岳から連なる稜線が少しの間だけ見ることができました。

【金姥 湯殿山方面分岐】

【石畳の道】 

【牛首分岐 奥が月山 右手前が直行ルート】

【牛首分岐を振り返って 奥が姥ヶ岳 左が直行ルート】 
 
【山頂方面】 

【稜線を振り返って】  
 
【延命地蔵尊】 

【石の階段や岩のごろごろした道】  

【広々とした山頂部】  

【正面の建物へ】 

【月山神社】  

【神社看板】  
 牛首分岐からは本格的な上りで、岩のごろごろしたような道の急登を登って行きます。リフト上駅からのルートですとここが唯一の本格的な上りになるでしょうか。山頂に近づいてくるとお地蔵さんがあって、脇には石の階段があります。もうしばらく登って行くと山頂部に到着です。

 なだらかな山頂をもっているというイメージ通りで、山頂は広々としていました。奥に月山神社がありますので、そちらに向かって歩いて行きます。この神社のある場所が山頂ということになるのでしょう。三角点は神社の裏手にあるそうです。

【社殿】  

【神社の裏手】  

【徐々にガスに覆われて】  
 山頂で休憩をと思っていたのですが、肌寒い風が吹いていましたので、少し下ってから軽く休憩をとりました。その頃にはかなりガスが上がってきていて、やがて完全にガスに覆われてしまいました。

 帰りは直行ルートで一気にリフト上駅まで下って行って、リフトでのんびりと下りました。残念ながらガスが多くて最高の眺めとまではいきませんでしたが、たおやかな月山と稜線を眺められて良かったのではないかと思います。
 


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