ふたまたやま | |
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登山日: 2010年11月13日(土) | 標高:1544m(男岳) |
標高差 : 登山口から約570m |
11月13日(土) | 駐車場 14:05 → 男岳 15:15(〜30) → 駐車場 16:30 |
午前中那須岳に登った後は二岐山に向かいます。那須岳の北端にある二岐山ですが、思った以上に登山口が遠く、現地には2時前にようやく到着するような状況でした。那須岳の登り始めが遅かったうえに、登っている途中に天候が回復して長い時間滞在したのもあるでしょう。 登山口駐車場までは、国道118号線から林道に入って二岐温泉を目指します。二岐温泉までの道は舗装されており温泉の手前までセンターラインのある走りやすい道路です。二岐温泉を過ぎた後、ダートの道をしばらく走ると広々とした場所が出てきます。ここが、御鍋神社手前付近の駐車場のようです。 |
![]() 【御鍋神社手前駐車場】 |
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![]() 【林道歩き】 |
駐車場に到着したらすぐに出発します。ちょうど下山してきた方がいて、道はテープが小刻みについてわかりやすいとのことでした。 しばらく林道を歩いて行くと、左手に御鍋神社があります。林道からですと鳥居しか見えませんが奥にはきちんとした社があるのでしょうか。さらに林道を歩いて行くと右手に登山口が現れます。駐車場からは10分もかからないくらいの距離でしょう。 登山口からは樹林帯の道に入って行きます。先に聞いた通りで、小刻みにピンクのテープがあってわかりやすいです。登山道は落ち葉で敷き詰められているのでテープがないとわかりにくい場所もありそうです。 |
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![]() 【御鍋神社】 |
![]() 【二岐山登山口】 |
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![]() 【樹林帯の道】 |
少し薄暗い樹林帯をしばらく登って行くと、明るい疎林帯に入ってきます。疎林というよりは、葉が落ちて見通しがよくなっているだけかもしれませんが。このあたりは笹原の道になっていて、なだらかで歩きやすいです。右手や正面に二岐山のシルエットを見ながら歩いて行きます。少し開けた場所があって、少し木々が入ってしまいますが、なだらかな山容を見ることができました。 さらに笹原を歩いて行くと、雪が溶けたのかぬかるんでいたり、水たまりになっている道が出てきます。このあたりは歩きにくかったですね。ただ、雪が降ったり溶けたりするこの時期はあちらこちらの山でこのような道が見られるようです。 |
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![]() 【笹原の道 正面に二岐山】 |
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![]() 【ブナ平】 |
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![]() 【なだらかな二岐山】 |
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![]() 【山頂直下の急登】 |
なだらかな道をしばらく歩いて行くと、山に取りついたようで徐々に急な道になってきます。山頂直下の急登は、木の根をよじ登ったり、道にかかった笹を少しかき分けながら登って行きます。これを登りきると二岐山山頂に到着です。 二岐山山頂はあまり広くはありませんが、見事なパノラマが広がっています。ただし、全体的にどんよりとした天気でしたし、何よりも遅い時間でしたので、見事な景色というわけにはいきませんでした。それでも、午前中に登った三本槍岳はよく見ることができました。ちなみに、天気が良ければ、那須岳同様に磐梯山や飯豊山などの福島県の山々が見られるようです。 |
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![]() 【山頂の様子】 |
![]() 【山頂看板】 |
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![]() 【北方の景色 中央に三本槍岳と旭岳】 |
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![]() 【中央奥の三本槍岳と右手前の旭岳】 |
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![]() 【女岳】 |
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![]() 【なんとか明るい時間に登山口へ】 |
山頂からは、笹で少し見え辛いですが、辛うじて双子峰の片割れである女岳を見ることができました。女岳は男岳より標高が低く展望もないそうです。登山道中のなだらかな山容もいいのですが、本当は美しい双子峰も見たかったのでした。 日没も近くなってきましたので、少し休憩した後は下山開始です。登りでかなりがんばったせいか、のんびり下ってもまだ明るいうちに下山することができました。ただし、さすがに双子峰を見る場所を探す時間まではありませんでした。この強行日程では仕方がないですね。歩きやすい道、見事な展望とブナ林、短時間の山行となりましたが、人気の山であることを感じることができました。 |
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