ふじわらだけ | |
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登山日: 2010年11月23日(火) | 標高:1120m(藤原岳) |
標高差 : 登山口から約980m |
11月23日(火) | 登山口 11:00 → 藤原山荘 12:50 → 藤原岳 13:05(〜15) | ||||
→ | 藤原山荘 13:30(〜45) → 登山口 14:55 |
御在所岳に登った後は藤原岳に登ります。御在所岳登山口からは比較的近いため、1時間弱で藤原岳登山口まで来ることができました。登山口前には立派な休憩所と20台程が駐車できる無料駐車場があります。休憩所はとてもきれいで、トイレに加えて靴洗い場までありました。正直、最初はレストランかと思ってしまったくらいです。 藤原岳はフクジュソウが有名で、3〜4月にかけてはかなりの登山者が訪れるようです。また、北方の伊吹山と同様結構な積雪のある山のようで、標高の割には積雪が多いようです。フクジュソウの時期にはまだ雪が残っているとみていいでしょう。 |
![]() 【登山口駐車場】 |
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![]() 【休憩所】 |
駐車場はこの登山口駐車場に加えて、少し離れた場所に有料の観光駐車場があります。フクジュソウの時期はそちらに回る可能性が高そうですね。ただし、聖宝寺ルートからぐるっと回るのでしたら観光駐車場の方がいいかもしれません。この日は既に紅葉も終わっている時期でしたので、この中途半端な時間でも登山口駐車場にとめることができました。 藤原岳は標高こそ1100mそこそこですが、登山口が住宅街から少し登った程度のところのため、標高差が1000m近くあります。いい時間でしたので、準備ができたらすぐに出発しました。 |
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![]() 【登山口】 |
![]() 【樹林帯の道】 |
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![]() 【四合目 二〜九合目まであります】 |
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![]() 【紅葉1】 |
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![]() 【紅葉2】 |
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![]() 【八合目】 |
登山口の鳥居をくぐると、まもなく神武神社と呼ばれる神社がありその脇を通って樹林帯の道を歩いて行きます。先に御在所岳に登ったので余計そう感じたのかもしれませんが、非常に歩きやすい土の道が続いています。急登もなく着々と標高を稼いで行く感じでしょうか。 道中には二合目から九合目まで看板があっていい目安になります。結構な標高差を区切っているので、次の看板までが結構長く感じました。なお、四合目を過ぎたあたりではまだ紅葉が残っていてきれいな紅葉を眺めることができました。それ以外はほとんど葉が落ちていたように思います。 |
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![]() 【聖宝寺分岐】 |
![]() 【九合目】 |
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![]() 【なだらかな道】 |
歩きやすい道ですが、さすがにこれだけの標高差を上がって行くので長かったです。やがて八合目に到着、ここを過ぎると間もなく聖宝寺ルートと合流します。また、案内看板を見ると冬道ルートとの分岐もこのあたりにあるようです。 やがて九合目に到着、稜線までもう一息といったところでしょうか。九合目を過ぎて間もなくはなだらかな歩きやすい道が続きますが、やがて少し岩のごろごろしたような九十九折れの道になります。これを登りきると藤原山荘に到着です。 |
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![]() 【岩のごろごろした道】 |
![]() 【藤原山荘(左が避難小屋)】 |
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![]() 【小屋内部】 |
藤原山荘の中は、意外といったら失礼かもしれませんが、きれいでのんびり休憩するにはいいかもしれません。この日は御在所岳からそうだったのですが、風が強かったので帰路に立ち寄って休憩するのに使わせてもらいました。なお、2つの建物の間の奥にはトイレもあります。 上りでは、休憩することなくそのまま藤原岳山頂に向かいました。正確にはこの付近の山々を総称して藤原岳と呼ぶようで、山頂として目指す場所は、看板では展望所となっていました。藤原山荘からやや下った後、山頂に向けてササ原の道を登って行きます。 |
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![]() 【藤原岳】 |
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![]() 【鞍部の景色】 |
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![]() 【山頂への道】 |
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![]() 【ササ原を歩く】 |
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![]() 【山頂の様子】 |
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![]() 【藤原岳山頂】 |
ササ原の道を登りきると藤原岳山頂に到着です。予想通り風が強くてとても長居できるような状況ではありませんでした。周囲は遮るものはなく、晴れていれば見事な展望が得られそうですが、この日は鈴鹿山脈の上をひっきりなしに雲が通過していたようで、ほとんど展望を得ることができませんでした。 一通りのものをカメラに収めた後は、休憩するために藤原山荘に戻ることにしました。戻る途中、少し晴れ間が見えた鞍部の平野はなかなかの眺めでした。そのまま山荘に戻って、少し休憩をとることにしました。 |
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![]() 【御在所岳方面は雲の中】 |
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![]() 【雲の中の御池岳と天狗岩】 |
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![]() 【晴れ間の見えた鞍部の眺め】 |
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![]() 【登山口へ】 |
山荘で休憩をした後は下って行きます。山荘直下の岩のごろごろした道を過ぎた後は、歩きやすい道が続くので快調に下って行くことができました。距離、標高差がありますので、そのままずっと快調にというわけではありませんでしたが、最後までいいペースで下ってくることができたのではないかと思います。思ったより早く15時前に戻ってくることができました。 藤原岳の魅力であるお花を見ることはできませんでしたが、時期を外した分静かで気持ちの良い山歩きができたのではないかと思います。 |
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