ひなたやま
 日向山
登山日: 2010年12月11日(土)   標高:1660m(日向山)
    標高差 : 冬期ゲート前から − m


 12月11日(土)    冬期ゲート前 12:00 → 日向山 13:10(〜25)
   錦滝 14:00 → 冬期ゲート前 14:30

 

 茅ヶ岳に登った後は日向山を目指します。最近主として登っている三百名山や静岡の百山の山ではないのですが、登りやすくて展望の良い山ということで、どのような景色が見られるのか行ってみることにしました。

 登山口に近づくにつれて、茅ヶ岳では見えていた八ヶ岳や甲斐駒ケ岳が雲に覆われてきてしまったのですが、とりあえず登ってみることにしました。尾白川林道を上って行くと、途中冬期通止めのゲートがありましたので、その手前にとめて歩くことにします。この通行止めの場所は特別スペースのある場所ではないため、路肩にとめることになります。方向転換ができないので、奥に入ってしまった後は、バックしながらとめる場所を探しました。

【冬期ゲート前】 
  
【駐車場】
 少し下って行くととめる場所があったので、なんとか駐車することができました。すぐ準備をして出発です。冬期ゲートを通り過ぎて、といってもうまが置いてあるだけですが進んで行きます。うまをどけて入ったと思われる車もありました。

 少し歩いて行くと駐車場があります。ここが、本来の駐車場でしょう。とはいえ、10台もとめられるかどうかという広さですね。このすぐ先に日向山登山口があります。なお、林道をそのまま進んで行くと錦滝に出ます。当初は山頂の展望を確認するということから、登りやすいこの登山口からの道をピストンする予定で歩き始めます。

【林道(左)と登山口(右)分岐】 

【樹林帯の道】 
 
【10分割された案内板】  
 道はよく整備されているうえに、急登もほとんどなく気持ちよく歩いて行けます。また、道中には10分割された案内板もあって、現在地のいい目安になります。このような歩きやすい樹林帯の道でしたが、あまりに歩きやすくて道中眠くなってくるような有様でした。これほど疲れではなく眠気に耐えながら歩いたこともないでしょう。

 樹林帯の道から笹原の道を経て歩いて行くとやがて、三角点への分岐があります。三角点方面に歩いて行くと、展望のない場所に三角点があります。ここが本来の山頂のようで、展望の良い場所に山頂の看板を移したのかもしれません。
 
【気持ちの良い笹原の道】 
 
【展望のない三角点】
 三角点の分岐に戻った後、再び歩いて行くと展望が開けて山頂に到着です。日向山の白砂の話は聞いていましたが、このルートで行くと山頂に来て初めてお目見えすることができます。

 山頂からは、少し離れた場所に八ヶ岳、そして目の前にどんと甲斐駒ケ岳や鋸岳が見えるような場所になっていましたが、登る前に見た通り見事に雲に覆われてしまっていました。さすがにこれだけ近いと、晴れている時の甲斐駒はかなり存在感がありそうな気がしますね。
 
【山頂の様子 正面は鋸岳】  
 
【八ヶ岳連峰は雲の中】  
 
【甲斐駒ケ岳山頂も雲の中】  

【日向山山頂看板】  

【白砂の道】  

【白砂の道を下る】  
  
【錦滝へ】 
 周囲の景色を眺めて少し休憩をしたら下山開始です。当初はピストンの予定だったのですが、少し単調な道だったので錦滝経由で下ってみることにしました。白砂の道を歩いてみたいというのもありました。

 山頂直下は白砂の道が続きます。結構急な斜面もありますが、事前情報の通りあまり滑ることはありませんでした。順調に鞍部まで下ると樹林帯に入ります。ここからは、ひたすら急な下りになります。ここは、かなり急角度で下って行きます。特定の危険な場所というのはないかもしれませんが、とにかく急な下りの連続ですので慎重に下ります。やっぱり上りに使うことをお勧めしたいですね。
   
【急な下り】 
 
【急な階段を下る】 

【東屋】 

【錦滝】  

【樹林帯の道を下って】 
 下って行くとやがて滝が見えて林道に到着します。この滝が錦滝でなかなか立派な滝です。滝壺は雪で白くなっていました。ここには東屋もあって休憩には良さそうです。

 ここから先はひたすら林道歩きになります。林道を歩いている途中まさかの雨が降ってきました。甲斐駒ケ岳に近い分高山の天候が影響したのでしょうか。とにかく降ったりやんだりする中を歩いて林道のゲートに到着です。ここからさらに歩いて、駐車場そして冬期ゲートを通過して駐車場所に戻りました。 
 


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