いしたにやま(びくいし)
 石谷山(ビク石)
登山日: 2010年12月25日(土)   標高:526m(石谷山)
    標高差 : 登山口から − m




 12月25日(土)    登山口 7:00 → 石谷山 7:50(〜8:10)
   登山口 8:45

 

 本日は石谷山(通称 ビク石)に登ります。本来の山名は石谷山のようですが、山頂直下にある巨大な岩が茶摘みに使うびくに似ていることからビク石と名付けられ、この山の通称になったようです。地元でもビク石と紹介されていました。

 登山口は、玉露の里の方から集落入って行くと駐車スペースがありますのでそこを利用することにします。車道を登って行くと登山口に到着です。茶畑に囲まれたいかにもこの付近を象徴するような景色です。笹川八十八石コースという奇岩の間を歩いて行くコースを登ります。ちなみにピークを踏むだけなら、山頂直下まで車で入れるようです。

【登山口 笹川八十八石コース】 
  
【紹介看板】
 道中には1つ1つの奇岩に石の名前がつけられています。強引に名前を付けたような岩もあれば、そもそも奇岩なのかなと思う岩もありましたが、1つ1つ突っ込みをいれながら登るのもまたおもしろいかもしれません。この付近はそれなりの急登にはなっていますが、1つ1つの岩を眺めながら登っていたら、あっという間に登ってしまったように思えます。

 少しなだらかな道に入るとやがて竹林の中を歩いて行きます。普通の山ではなかなか見かけられない光景ですね。里山ならではかもしれません。

【奇岩の間を登って行く】  
 
【迫力あるこうもり石】 

【なめくじ石・・・】 

【一旦なだらかな道に】 
 
【竹林歩き】  
 鬱蒼とした竹林を歩いているとやがてスギの林を通り過ぎて行きます。このあたりも、それなりの坂になっていて着実に標高を稼いで行きます。1時間足らずで登っていますが、標高差は400m弱くらいはあるのではないでしょうか。

 やがて、ちらっと舗装された道が見えるところで曲がるとあとはなだらかな道を歩いて行きます。このへんはうっすらと雪が積もっていました。この標高で雪が残っているのですから、今回の寒波がいかにすごいかを物語っているような気がします。ちなみに、登山中はずっと風花が舞っていました。
 
【微かに雪の積もった道】 
 
【山頂看板】
 やがて石谷山山頂に到着です。山頂そのものは樹木に囲まれていますが、少し歩くと部分部分で展望の見える場所があります。富士山は残念ながら見ることができませんでしたが、南東方向に高草山や満観峰、北には高根山などを眺めることができました。

 山頂にも奇岩がいっぱいありましたが、何より驚いたのは紅葉でしょうか。もちろんピークは過ぎていたとはいえ、この時期に見られるとは思っていませんでした。
 
【山頂の様子】  
 
【大名石】  
 
【紅葉1】  

【紅葉2】  
  
【高根山】 
 この山の象徴ともいうべき巨岩、ビク石は北側に少し下った場所にあります。やや下った場所に巨大な岩がありました。やや下がり目にとってやっと全容が収まるくらいの大きさでした。確かに巨岩ですが、もう少し離れた場所で見てみたい気がしましたね。登山道沿いにあるので、見上げるようかたちになってしまいます。

 その後は再び山頂に戻って下って行きました。さくっと登ったお山でしたが、結構楽しめたのではないかと思います。車でも行ける山ですが、それほどの時間はかかりませんので、この登山道を歩くのもいいかなと思います。
 

【ビク石 右下に案内板】 

【落差70mの宇嶺(うとげ)の滝】  

【日帰り温泉ゆらく】 
 実はこの後も、1山か2山程低山めぐりをする予定だったのですが、なんと標高500m付近から道路が凍結していて入れなかったので、結局この1山で終えることにしました。

 登ることができなかった高根山のそばにある落差70mもある見事な宇嶺の滝を眺めた後、よく利用させてもらっている日帰り温泉ゆらくに浸かって帰路につきました。
 


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