だいもんざん | |
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登山日: 2011年6月4日(土) | 標高:1572m(大門山) |
標高差 : ブナオ峠から約580m |
6月4日(土) | ブナオ峠 6:35 → 分岐 7:20 → 大門山 7:40(〜8:05) | ||||
→ | ブナオ峠 9:05 |
本日は久しぶりの北陸遠征ということで、まずは大門山に登ります。昨年よりも遅い時期の北陸とはいえ、今年は結構な残雪が見込まれそうであることから、未踏の山の中でも比較的標高の低い山を登ることにしました。結果としてはそれでも残雪が多かったという印象でした。 大門山へはブナオ峠から登ります。ブナオ峠から先は通行止めになっていますが、ブナオ峠までは入ることができます。この県道は、一部荒れているところもありますが、基本的には舗装された道ですので、問題なく入って行くことができるでしょう。 |
![]() 【ブナオ峠駐車スペース】 |
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![]() 【大門山登山口】 |
ブナオ峠には10数台駐車できるくらいのスペースがありますのでここに駐車します。既に何台かの車が駐車していましたが、登山者ばかりではなく山菜採りに来ていた人もいたようでした。 ブナオ峠から大門山に向けて登って行きます。基本的には樹林帯の歩きになりますが、登り始めから残雪があったのには驚きました。登山道上は僅かですが脇を見ると結構残っているようでした。とはいえ登山道上の雪はほとんど溶けていましたので、問題なく最初は緩やかな道を登って行きます。 |
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![]() 【登山口付近から残雪】 |
![]() 【新緑の樹林帯】 |
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![]() 【雪渓歩き 実は右手に尾根道有(下山時)】 |
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![]() 【樹木の合間から残雪の山々】 |
順調に登って行くと早くも下って来る人がいます。随分早いなと思っていたら残雪で道がわからないとのことでした。とりあえず行ってみますと伝えるとついて行きますとのこと、まだ半分も登っていない状況でこれでは正直厳しいかなと思いました。 しばらく登って行くと、いくつか大きな雪渓が出てきます。そして、問題の箇所が上記の雪渓で登って行っても行き止まりになるということでした。 ただ、それほど広々とした場所ではないので、よく周りを見てみると右手に尾根道がありそうな気がします。少し藪をかき分けると雪のないきちんとした登山道がありました。結局その方には先に行ってもらい、自分は再びのんびり歩き始めました。 |
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![]() 【残雪や倒木を越えて】 |
![]() 【赤摩木古山分岐】 |
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![]() 【苦労した雪渓登り(下山時)】 |
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![]() 【雪に覆われた山頂】 |
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![]() 【山頂看板】 |
結局この後しばらくは大きな雪渓は現れず、残雪の残ったところを時々越えながら一気に高度を稼いで行きます。結構登ったかなと思った頃赤摩木古山との分岐に出ます。大門山はここを右手に入って行きます。 分岐から少し歩くと現れる雪渓の登りが大門山最大の難所となりました。きちんとステップを切れば登れるには登れるのですが、雪が比較的硬いうえに足を滑らせてしまうと下の方まで流れてしまうので、ここはかなり慎重に登って行きました。ただ、慣れた方はさくさくっと登っていたのでスキルの問題なのかなとも思いました。 |
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![]() 【ガスで展望はあまりなく】 |
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![]() 【逆さまに埋まった石碑】 |
雪渓を登った後はしばらく道なりに歩いて行くと山頂に到着です。日当たりの良さそうな山頂なだけに、まだ雪で覆われていたのには驚きました。それだけ雪の深い山なのでしょう。 山頂には普通の木の看板となぜか逆さまに埋まった石碑がありました。やっぱり間違って設置してしまったのでしょうかね。大門山での展望はそれほど期待していなかったのですが、そもそも雲が多く、樹木がなくてもあまり展望が良くなさそうでした。ただ、雲間に見えた残雪を抱えた山容は迫力があって、それらの山々が見えなかったのが残念でした。 |
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![]() 【カタクリ】 |
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![]() 【ムラサキヤシオ】 |
山頂で少し休憩をしたら下山開始です。当初、大門山よりも展望のいいと言われている赤摩古木山に登る予定でしたが、ガスで展望がないのと、残雪がかなりありそうだったので断念して下ることにしました。 大門山直下の雪渓を慎重に下ります。何人か歩いたのと少し雪が緩んだせいか、思ったよりは下りやすかったです。その後は時間的に余裕があったのもあって、少し花を探しながら下りました。本格的なお花の季節はまだ先なのでしょうが、それでもいくつかのお花を見ることができたのは良かったと思います。 |
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![]() 【ツバメオモト】 |
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![]() 【新緑に癒されて】 |
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![]() 【登山口へ】 |
その後も順調に下って9時過ぎには無事登山口まで戻って来ることができました。この頃になるとそれなりの台数の車がとまっていて、登山や山菜採りの他に、観光で来ている人もいたようでした。 下山後は予定通り次の医王山に向かうことにしました。赤摩古木山へ行かなかったために思ったよりも早く下山できたので、さらにもう1山登ることを検討し始めたのでした。 |
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