まだらおさん
 斑尾山
登山日: 2011年11月26日(土)   標高:1382m(斑尾山)
    標高差 : 駐車場から約380m


※一部登山道でない道あり

 11月26日(土)    駐車場 9:00 → 斑尾山 10:35 → 大明神岳 10:45(〜11:10)
   斑尾山 11:20 → 駐車場 12:20

 

 本日は斑尾山に登ります。この週は体調を崩していて、週末も決して万全の状態ではありませんでしたが、天気が良さそうだったのと、本格的な冬になると北アルプス付近の山は低山でも登ることが困難になるので、今シーズン最後の機会だと思って長野北部まで遠征することにしました。その代わりに無理をせず、2日合わせていつも1日で歩く距離にも満たない程度としました。

 土曜日は比較的短い時間で登れる2山でも、より短い時間で登れそうな斑尾山に登ることにしました。前日までの寒気の入りが気になったので遅めの到着としましたが、それでも一部路面が凍結しており、かなり慎重な運転を強いられることになりました。

【斑尾高原ホテル駐車場】
 
【斑尾山手前のピークと左奥が斑尾山か】
  
【広々とした駐車場】
 当初は斑尾山直下の駐車場まで入ることにしましたが、主要道を外れるとさらに雪や凍結箇所がある可能性があったので、脇道に入る手前の斑尾高原ホテルの駐車場を借りることにしました。本当は、無料駐車場がいくつかあるのでそちらを利用するべきだったのでしょう。

 準備をしたら出発します。斑尾山の麓までは数百メートル程車道を歩くわけですが、ここにも凍結箇所があって、やはり手前に車を置いて正解でした。正面に斑尾山を眺めながら歩いて行くと、だだっ広い駐車場が現れます。ここには公衆トイレもありました。

【雪面と斑尾山手前ピーク】 

【ピークへの斜面を眺めて この時は左手の道を進む】 
 駐車場から奥は雪景色になっていて、いまいち道がわからなかったのですが、とりあえずガイドに載っていると思われるルートを歩いて行きます。途中にある斜面を無視して左手に巻くように進んで行きます。途中案内地図があったので、確認して進んで行きます。すると目の前に急斜面が現れました。

 斜面は雪が積もっているとはいえ、積雪量がわずかで夏道が見えていても良さそうですが、それらしきものが見えません。仕方なく、枯れ草などが残って歩きにくい急斜面を登って行きます。とにかく急登が続きますので、きちんとした登山道でない道を歩いて体力を消耗させられました。 

【枯れ枝などで歩きにくい急斜面】 

【登ってきた急斜面を見下ろして】 

【霧氷を眺める】 

【ピーク手前でようやく本道に合流】 
 いつかはピークに到達するはずということで、少しでも歩きやすそうな場所を探して登って行きます。結局駐車場からの標高差はほとんどここで稼ぐことになります。リフト降り場が見えるようになって来ると、ようやく斑尾山手前のピークに到着です。

 この付近はなかなか霧氷がきれいでした。この日は暖かかったので、この後溶けてしまったとは思いますが。また、ピーク付近には本道と思われる登山道と足跡がありました。このルートから登って来ればほとんど苦労なく登ることができたのでしょう。

【斑尾山手前のピークとリフト降り場】

【斑尾山へ】

【緩やかなアップダウンの道】 
 ピークからは奥の斑尾山へ続く道に入ります。緩やかに続くアップダウンの道は、ほどほどに雪が積もっていて気持ちよく歩くことができました。道中右手には白くなってきた妙高山を眺めることができました。

 さらに進んで行くとやがて斑尾山山頂に到着です。山頂は樹木に囲まれており展望はありませんでした。実はそこそこの展望はあると思っていましたので残念に思っていると、奥に展望の良い大明神岳という山があるとのこと。予定はしていませんでしたが、距離もあまりないようなので向かうことにしました。

【道中より妙高山】 

【展望のない斑尾山頂】 

【歩きやすい笹原の道】

【大明神岳山頂】 
 大明神岳までは緩やかに下って、少し登り返して行くことになります。両脇が笹原になっている道で歩きやすくなっています。日当たりが良いせいか、わずかに積もっていた雪も溶けつつあるようでした。

 斑尾山から10分程で大明神岳に到着です。ここからは、付近の北から西にかけての山々や北アルプスの一部を眺めることができました。また、麓には青々とした野尻湖を眺めることができます。到着した時間が遅かったのでかなり靄が出てしまっていましたが、それでも素晴らしい景色でした。
 
【左から飯縄山〜黒姫山〜妙高山】

【野尻湖と黒姫山】 

【妙高山】 

【槍ヶ岳】

【鹿島槍ヶ岳】

【再び斑尾山へ】 

【快調に斜面を下る】
 山頂で展望を楽しんだら下山開始です。一旦斑尾山に登り返した後、下って行きます。下りはきちんと整備された登山道を歩きましたので、快調に下って来ることができました。

 歩いて来た車道はほぼ雪または氷がほとんど溶けてしまっているようでした。しばらく車道を歩くと駐車場に到着です。手軽に登れる山ですが、大明神岳という展望の山を抱えた素晴らしい山だったと思います。

 そのまま翌日の目的地方面へ向かったわけですが、来た道ではなく北側をぐるっと回る道を通りました。すると、こちらは日当たりが悪いせいかまだ凍結している箇所も随所に見られて、再び運転に苦労することになったのでした。
 


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