いいづなやま | |
![]() |
|
登山日: 2011年11月27日(日) | 標高:1917m(飯縄山) |
標高差 : 駐車場から約800m |
11月27日(日) | 駐車場 5:00 → 飯縄神社 7:05(〜15) → 飯縄山 7:25(〜8:15) | ||||
→ | 飯縄神社 8:25(〜35) → 駐車場 9:55 |
本日は飯縄山に登ります。前日、斑尾山に登った後に登山口を目指しました。斑尾山の登山口周辺の道路に凍結があったので心配もありましたが、特にそのような箇所もなく登山口まで入ることができました。 飯縄山の南登山口には戸隠バードライン沿いに大きな駐車場があります。ここには公衆トイレもあって便利になっています。ここで車中泊をして翌日に備えることにしました。この場所で既に標高1000mを超えているのでかなり寒いですが、金曜日までの寒波が去ったこともあって、氷点下にまではなりませんでした。 |
![]() 【登山口駐車場(前日夕方)】 |
|
![]() 【駐車場脇から一旦森の中へ(下山時)】 |
さすがに山頂で夜明けを迎えるのは無理にしても、早朝の空気の澄んだ時間帯に展望を眺めたいということで暗いうちから出発します。まずは、駐車場脇から森の中を抜けて行きます。しばらく歩くと一旦車道に出ます。この付近は別荘地帯になっているようです。 この中央を通っている道を歩いて行くとやがて登山口に到着します。この付近には駐車禁止の看板が立てられていますが、下山時には車で埋まっていたので近くの人に聞いたところ、登山口付近だけは駐車可能だということです。自分の場合には車中泊をする関係もあるので、結果としては今回の駐車場で良かったわけですが。 |
|
![]() 【車道に合流(下山時)】 |
![]() 【真っ直ぐ続く車道(下山時)】 |
|
![]() 【登山口の鳥居(下山時)】 |
鳥居をくぐると本格的な登山道になります。なだらかで歩きやすい樹林帯の道が続きますが、特徴がない道のため、暗がりではやや探しながら進みます。もちろん明るければ一本道でわかりやすい道です。 しばらく歩くと奥宮跡があり、さらに進んで行きます。ちなみに、道中には随所に仏像が設置されていて番号がついています。登りの時はほとんど暗い中を歩いたのでわかりませんが、いい距離の目安になるのかもしれません。高妻山にも同様のものが設置されていました。 |
|
![]() 【歩きやすい登山道(下山時)】 |
![]() 【奥宮跡(下山時)】 |
|
![]() 【随所に設置された仏像(下山時)】 |
登って行くと木がまばらになっている箇所も出てきて、木々の間から展望が見えるようになって来ます。同時に道も急になって来ますが、着実に高度を稼いで行きます。 徐々に明るくなってきて夜が明けているようではありましたが、上空は雲に覆われていて、夜明けの太陽を拝むことはできませんでした。 雲は多かったものの、高い位置にある雲だったので、途中振り返ると富士山を見ることができました。ただし、その後富士山までの間にガスが出て来たようで、霞んでしまいました。 |
|
![]() 【徐々に視界の開けた場所も(下山時)】 |
![]() 【富士見の水場(下山時)】 |
|
![]() 【夜明けの太陽は雲の中】 |
その後富士見の水場という名のついた水場を通り、さらに登って行くと西登山道への分岐があります。これを過ぎると鳥居と祠のある場所に出ます。このあたりもなかなかの見晴らしです。 ここからは少し登って行くと、飯縄山手前のピークに到着です。この脇には飯縄神社があります。また、山頂同様にこのピークもパノラマの景色が広がっています。距離的に近いので、北アルプスを眺めるのならこちらの方がいいかもしれません。少し写真を撮ったら飯縄山を目指します。 |
|
![]() 【道中の鳥居と祠】 |
![]() 【遠方には富士山が】 |
|
![]() 【飯縄山手前のピーク】 |
![]() 【飯縄神社】 |
|
![]() 【北アルプスの眺め】 |
||
![]() 【唯一雪の残っていた場所】 |
最後の山頂へ向かう道になってようやく少し雪の残っている箇所がありました。実は、昨日の斑尾山でそこそこの雪が積もっていたことから、標高のより高い飯縄山は結構な雪が積もっているのではと思っていたのですが、結局ほとんどありませんでした。実は今回そこまで必要ないとは分かっていましたが、冬靴を試し履きして12本アイゼンも装着してみようなどと思ったのですが、雪がなくて固いソールで歩きにくかったのと、当然アイゼンなどは装着をしないで終わったのでした。本格的な冬山に登ることはないので、またの機会に試着することにします。 いずれにしても、この付近でも少し地域が違うだけで雪の降り方が違うということを改めて実感しました。 |
|
![]() 【携帯トイレブース】 |
![]() 【広々とした山頂へ】 |
|
![]() 【飯縄山山頂】 |
山頂への道は緩やかに下って登り返す道になっていて、歩きやすくなっています。飯縄神社付近から10分も歩けば飯縄山山頂に到着です。高い位置にある雲は相変わらずですが、見事なパノラマの景色が広がっています。気温はそれほど低くはなかったと思いますが、風が強くてじっとしていると寒かったです。 展望は真っ白になった北アルプスを始め、北信や志賀の山々、富士山、南アルプスや八ヶ岳など、主要な山々をことごとく見ることができました。結局、寒さに耐えながら1時間程も写真を撮ったり展望を楽しんでいたりしたことになります。 |
|
![]() 【太陽も雲に隠れてどんよりとした空に】 |
||
![]() 【高妻山〜頸城三山】 |
||
![]() 【火打山】 |
||
![]() 【焼山】 |
||
![]() 【高妻山】 |
||
![]() 【戸隠連峰西岳(右)と左奥に白馬岳】 |
||
![]() 【四阿山と浅間山】 |
||
![]() 【志賀の山々 左に岩菅山と右に横手山】 |
||
![]() 【鹿島槍ヶ岳】 |
||
![]() 【爺ヶ岳】 |
||
![]() 【白馬三山】 |
||
![]() 【白馬岳】 |
||
![]() 【唐松岳】 |
||
![]() 【五竜岳】 |
||
![]() 【遠方には真っ白になった飯豊連峰】 |
||
![]() 【槍ヶ岳もくっきりと】 |
||
![]() 【山頂より飯縄神社と北アルプス方面の眺め】 |
||
![]() 【登山口前には多くの車が】 |
山頂での景色を十分堪能したら下山開始です。強風にずっとさらされて体が冷えて来たこともあります。ただし、結局飯縄神社側のピークでも少し景色を眺めてしまいました。 比較的歩きやすい道ですので、順調に下って行きます。太陽こそ出ていませんが、展望のきくなかなかの天気ですので登って来る登山者も結構いました。結局10時前には下山することができました。少し早いですが、この時の体調を考えればちょうど良かったと思います。斑尾山にしてもこの飯縄山にしても、短時間で登りやすい山であるにも関わらず素晴らしい山でした。飯縄山は機会があれば残雪期にも訪れてみたいと思います。 |
|