いしわりやま
 石割山
登山日: 2012年2月4日(土)   標高:1413m(石割山) 1318m(平尾山)
    登山口から約370m


 2月4日(土)    登山口 7:15 → 石割山 8:05(〜30) → 平尾山 9:00(〜25)
   登山口 10:00

 

 本日は石割山に登ります。丹沢で膝を痛めてしまったので間隔があきました。ただし、理由は膝だけではなく仕事の忙しさで週末はほとんどごろごろして静養していたというのもあります。この前の週あたりはそろそろ登ろうかとも思ったのですが、疲労が残っていたのと念のためにもう1週様子見をしました。この日もあまり万全とは言えませんでしたので、様子見しておいて良かったかなと思います。どちらにしても、2ヶ月以上も休まざるを得なかった昨年程はひどくなくて良かったです。

 今回石割山を選んだのはリハビリを兼ねているので短時間で登れる山ということと、この時期はやっぱり素晴らしい富士山を見たいということで白羽の矢を立てたのでした。このような状態の時にはちょうどいい山かなと思います。

【駐車場】
 
【登山口となる橋】
 相変わらず金曜日に早く帰ることができないので、自宅出発はそこそこの時間になりました。日が昇ってからじっくり歩くつもりでしたので、ちょうどいい時間でしょうか。現地は思っていたよりも冷え込んでいて、登山口に着いた時の気温は−16℃と温度計が壊れているのではないかという気温でした。風もほとんど吹いていない上に、この後ぐんぐん気温が上がったのであまり寒さを感じることはありませんでした。

 登山口付近には駐車スペースがあり、雪でスペースが制限されていても10台以上は駐車できそうです。ちなみに駐車場までの道は圧雪された箇所もありましたので、スタッドレスは必要でしょう。登山口には公衆トイレもありました。
 
【鳥居をくぐって進む】

【ひたすら続く雪の付いた石段】
 
【休憩所】
 準備をしたら出発します。まずは石割山に登り平尾山経由でぐるっと回って来ます。登山口となる橋を渡り鳥居をくぐると長い石段が続きます。階段には雪が積もっていましたが、凍結はしていなかったので、見た目よりは歩きやすかったように思えます。久々の山ですので、一歩一歩ゆっくり登って行きます。かなり登ったかなと思われた頃、ようやく階段が終わって休憩所がありました。

 ここからは登山道になります。最初は気持ちの良い雪道があります。しばらく歩いていると立派な祠と大きな岩がありました。ここは石割神社のようです。

【快適な雪道】

【祠と大岩の石割神社】

【山頂直下には急登も】
 再び登りになって、急登をしばらく登って行くと徐々に青空が見えてきます。1時間も歩かないうちに無事石割山山頂に到着です。短時間での山頂到達でしたが、久々の山登りはやっぱり素晴らしいです。

 山頂からは正面にどっしりとした富士山が見えています。期待に違わない見事な富士山でした。今年はなかなか富士山が白くならず、しっかり雪の積もった富士山を見ることができていなかったので本当に良かったと思います。富士山は当分白いとは思いますが、暖かくなってくると徐々に展望がクリアではなくなってくるので、この時期に見ておきたかったということがあります。 

【山頂へ】

【頂上碑と富士山】

【富士山を眺める】

【雪景色の街並み】

【南アルプスの山々】

【富士山をズーム】

【富士山を名残惜しみつつ平尾山へ】

【最初は急斜面を一気に下る】
 山頂では久しぶりの登山だったことに加えて、久しぶりの山の撮影ということで、あまり変わり映えのしない写真を一杯撮ってしまいました。家に帰って見てみると、意図のわからない写真もあったわけですが、それだけ富士山が素晴らしかったということでしょう。南アルプスも見えていましたが、やや距離があるせいか少しもやっとした感じでした。

 30分弱山頂にいましたが、平尾山でも富士山はよく見えるようなので、名残惜しみつつ軽アイゼンを装着した後に先に進むことにしました。まずは一気に下って行きます。

【雪道と富士山】

【駐車場方面と平尾山分岐】

【左の平尾山山頂と富士山】

【平尾山頂上碑】 
 急な下りですが、雪が締まっているのでアイゼンがよく効いて比較的歩きやすかったです。一気に下った後は比較的なだらかな道が続きます。このあたりは雪も結構深くて、少し道を外れると足がはまるような感じでした。

 樹林帯を抜けて、駐車場方面への分岐を過ぎると間もなく平尾山山頂に到着です。広々としていてあまりピークという感じがしませんが、石割山に負けないくらい見事な景色が広がっています。石割山よりも近いですし、周囲に遮るものがないので、石割山よりも見事に見えていたかもしれません。 

【山中湖と富士山】

【山頂付近の様子】

【山中湖を見下ろして】

【登山道脇を歩いた跡】 
 ちなみにさらに大平山方面を見渡すと別荘地があります。このような場所であれば、晴れている限りいつも間近に富士山が見られそうです。

 平尾山でしばらくのんびりした後、膝にまだ張りがあるように感じたので、場合によっては縦走も考えていた大平山をやめてそのまま駐車場に戻ることにしました。少し戻ると分岐がありますので、今度は駐車場方面に下って行きます。笹原の道になっていて、やがて樹林帯の中に入ります。このあたりは意外と雪が深かったです。平野方面への分岐を分けた後は、急な下りが待っています。

【再び分岐に戻って右手へ】

【笹原の道】

【右の平野方面ではなく正面の駐車場方面へ】
 この下りを終えたあたりに小川を渡る場所があります。ここを渡って少し歩くと道路に出ます。この緩やかな道を下って行って駐車場に戻りました。出発時は2台しかなかった車も10台以上とまっていましたし、まだこれから出発という方もいました。

 結局大事をとってこの翌日も歩かず、この週は石割山だけになりましたが、ほどよい距離を雪道歩きや富士山を眺めて楽しむことができました。また、ちょっと富士山を見に行きたいという時に登ってみたいなと思いました。

【小川の渡渉】

【道路を下って駐車場へ】
 


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