やんぶし
 山伏
登山日: 2012年4月1日(日)   標高:2014m(山伏)
    標高差:駐車場から約1100m


 4月1日(日)    駐車場 5:00 → 蓬峠 7:00(〜10) → 山伏〜尾根散策 8:55
   蓬峠 11:15 → 駐車場 12:10

 

 本日は山伏に登ります。週末の天気が崩れるパターンが続いてブランクがあきそうだったので、いつもの山伏に登ることにしました。日本海側はあまり天気がよくないようですが、静岡の天気はなかなかということで体力作りも兼ねて登ります。ただし、雲は多めなようでしたので、展望は良ければいいなという程度でしょうか。

 山伏に登るには最も一般的と思われる西日影沢ルートですが、最近は井川方面から繋がる林道を起点にして登ったり、大谷嶺ルートで登っていたりしたので、このルートは久しぶりのような気がしてしまいました。

【西日影沢駐車場】
 
【登山口】
 駐車場到着はやっぱり一番乗りということで、準備ができたら出発です。三百名山なので、県外から来て登る方もいますが、1年中登れる山ということもあってあまり登山者が集中することもないのかもしれません。

 道中気になっていたのは、以前の台風で流された橋がどうなっているかでしたが、いつの間にか立派な橋ができていて全く問題のない状態になっていました。橋を設置する関係でやや遠回りになっているところもありましたが安全に渡るためにも致し方ないでしょう。
 
【付け替えられた橋】

【こちらも立派な橋が】
 
【蓬峠の雪はなし】
 実は結構雪を楽しみに登っていたのですが、雪がさっぱり現れません。蓬峠にも雪が全くなくて拍子抜けしてしまうくらいでした。蓬峠から先にはちらほら出て来ますが、雪というよりはアイスバーンになっているので、進むのに難儀してしまいました。積雪期よりも歩きにくいくらいかもしれません。

 アイスバーンがあってもなかなか雪道にはならなかったのですが、稜線の分岐の手前あたりになってようやく本格的な雪道になって来ました。雪道になってしばらく歩くと稜線分岐となり稜線に出ます。

【非常に歩きにくいアイスバーンの道】

【1800mを超えて来るとようやく雪道に】

【気持ちよく広がる稜線の道】

【山頂へ】
 稜線にはまだ雪がたっぷり残っていて、青空とのコントラストが見事でした。このような景色を見ているとやっぱり来た甲斐があったかなと思います。そのままおなじみの山頂に到着です。

 やはり雲が多めということもあって、南アルプス方面は全く見えず、富士山も靄がかかったような感じでした。それでも、富士山はその雄姿を見られただけでもよしとするべきでしょう。ちなみに、富士山は下った頃結構すっきりとした姿を見せていて、結果としてこの日は遅い時間に山頂に到着するとちょうど良かったようです。

【おなじみの頂上碑】

【南アルプス方面はやはり見えず】

【トレースのない道を歩く】
 山頂に到着した後は、ワカンを装着して少し大谷嶺方面のトレースなき道を歩いて楽しみます。雪もかなり締まっていたので、ワカンがなくても沈まないようでしたが、真っ新な雪面にトレースを付けながら歩くのはなかなか楽しかったです。

 しばし遊んだ後は下山開始です。天気はそれなりにいいので、この時間になると結構登って来ている方もいました。山伏の雪は今シーズンはこれで見納めですが、最後も十分楽しむことができました。また来シーズンも雪が降ったら訪れたいと思います。

【自分のワカンの踏み跡を振り返る】

【富士山も靄がかかった感じ 下山時に晴れて来ました】

【青空と富士山】
 


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