おおたきねやま | |
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登山日: 2012年5月19日(土) | 標高:1192m(大滝根山) |
標高差:ホテル跡から約420m |
5月19日(土) | あぶくま高原ホテル跡 8:15 → 大滝根山 9:15(〜25) | ||||
→ | あぶくま高原ホテル跡 10:15 |
本日は大滝根山に登ります。先週の笈ヶ岳を残雪期最後の登山として、今週からは無雪期の山に登ります。といっても、豪雪地帯の山ではそれなりに残っているかもしれませんが。今週は比較的短時間で登れる山に登ることにしました。ただし、遠いので長距離運転は必須になってしまいます。 この土曜日は基本的に移動に当てるということで、まずは大滝根山に登ります。東北自動車道で福島県に入り、あぶくま高原ホテル跡を目指します。元々ホテルがあったということもあって、見通しの悪い道ではありますが、舗装されていて快適な道です。あくまでこのクラスの山にしてはということになりますが。 |
![]() 【あぶくま高原ホテル】 |
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![]() 【ホテル前スペースに駐車】 |
看板もあって、問題なくあぶくま高原ホテルに到着です。ホテルですが、建物は比較的きれいで、窓ガラスが割れているのと敷地が少し荒れているのを除けば今もやっているように見えます。このホテル前のスペースに駐車をして大滝根山を目指します。 既に数台の車がとまっていて登り始めている方も何人かいらっしゃるようです。新緑のこの季節はなかなかいいのかもしれません。ただし、結果としてはお花の類はまだでしたので、もう少し遅い時期の方が良いのでしょう。今年は特に遅いのかもしれません。 |
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![]() 【登山道へ】 |
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![]() 【気持ちのいい林道歩き】 |
まずは林道歩きになります。なお、林道入口には教会跡らしきものもありました。ホテルの施設の1つでしょうか。いろいろな山に登っていると、こういったかつてのレジャー施設の跡を見ることもありますね。 しばらく林道を緩やかに登って行くと登山道になります。渓流沿いの気持ちのいい道でよく整備された道だと思います。ただ、ところどころにあるぬかるみや水たまりには注意が必要かもしれません。しばらく進んで行くとルート分岐に到着です。 |
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![]() 【教会跡?】 |
![]() 【渓流沿いの道】 |
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![]() 【ルート分岐 正面が沢ルート 右が尾根ルート】 |
事前にきちんと下調べしておけば良かったのですが、まっすぐが沢ルート(霧島権現経由)、右が尾根ルート(日山権現経由)になっていました。地形図を見れば明らかではありますが、何も考えていなかったのでそのまま尾根ルートに入りました。結果としては沢ルートを登って尾根ルートを下る方がいいようでした。 尾根ルートは最初にやや幅広の渡渉がありますが、その後はちょっと両脇の草が伸びた道を進んで行きます。藪っぽくはありますが、ルートは明瞭です。 |
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![]() 【分岐直後の渡渉地点を振り返る】 |
![]() 【やや笹がうるさいか】 |
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![]() 【ちらほら咲いているつつじ】 |
藪っぽいところよりもむしろぬかるみで歩きにくかったです。特に尾根の取付きあたりは、結構足を取られました。それでも、尾根に取りついたあたりからはそれなりの道になって来ますが、しばらくは急登が続きます。 道中つつじが少し咲いていましたが、山中で花が見られたのはここだけで、まだ時期的に早かったようです。さらに登って行くと展望が広がっている場所がありました。ここで一休みした後再び登って行きます。 |
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![]() 【麓を見下ろして 左にあぶくま高原ホテル】 |
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![]() 【歩きやすい登山道へ】 |
その後鬼岩からのルートと合わさると歩きやすい登山道になります。この道を登って行くと開けた場所があって、のんびりするには良さそうな場所です。さらに登って行くと山頂直下の神社に到着です。この神社の奥が三角点のある山頂ですが、三角点は自衛隊基地内にあって入れません。許可が必要云々とあったので、許可をもらえば入れるのかもしれませんが、ここまで近くに来られれば十分でしょうか。 休憩をするのならば、神社手前から奥に行ったところに少しスペースがあるのでそこがいいかもしれません。頂上碑があると思ったら風景林があるという表示でした。 |
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![]() 【開けた場所へ】 |
![]() 【山頂直下の神社】 |
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![]() 【三角点はフェンスの向こう】 |
ここから奥に行くと梵天岩というものがあるようですが、このへんも事前に下調べをしていなかったのと、この日は足に違和感を覚えていたので、すぐに下ることにしました。 今度は沢ルートから下ります。入口に下山は上級者向けですという表示があったので気を引き締めて下ります。最初が急な下りで慎重に下って行きます。ゆっくり下ればそれほど危険な道ではないと思います。一気に下って行くと沢に出ます。 |
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![]() 【頂上碑のような看板】 |
![]() 【渓流を下る】 |
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![]() 【所々に大岩も】 |
ここからが沢ルートという雰囲気の道になります。時々渡渉を交えながら下って行きます。若干道がわかりにくい箇所もありますが、少し遠くを見れば目印や道が見えるので迷うことはないでしょう。下りに使ってもそれほど問題のない道だとは思いますが、やっぱり登りで使った方が景色が素晴らしいのではないかと思います。時々振り返ってみると渓流沿いの素晴らしい景色でした。 しばらく下って行くと分岐に戻って来ます。その後は渓流沿いの登山道、林道を経てホテル跡まで戻って行きます。短時間で登れる山ですが、ぐるっと回るようにして登ることでなかなか充実した山歩きをすることができました。お花の時期に訪れればもっと充実したものになるでしょう。 |
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![]() 【渓流沿いの景色を振り返る】 |
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![]() 【タンポポ】 |
![]() 【登山道入口の鮮やかな花】 |
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