たかはらやま | |
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登山日: 2013年6月1日(土) | 標高:1540m(剣ヶ峰) |
標高差:− |
6月1日(土) | 小間々台 8:00 → 大間々台 8:40 → 剣ヶ峰 9:50 | ||||
→ | 大入道 11:25(〜50) → 小間々台 12:40 |
本日はリンゴさん主催のオフ会で高原山に登ります。高原山は静岡からですと結構な距離があるうえに、1ヶ月程前のGWに登ったばかりですが、好きなシロヤシオの群落が見られるということで参加させていただくことにしました。 今回の参加者の中ではraymariさんと昨年の雲取山で同行させていただいたtrekkerさんは会ったことがありましたが、主催のリンゴさん、yosiさん、naoさん、yamasanpoさん、yosieさん、でんさんとtrekkerさんの山仲間であるNさん、Bさん、Fさんとは初対面でしたが、みなさん素晴らしい方ばかりで楽しく話をさせていただきました。この日は主に最後方ででんさんと話をしながらの時間が長かったでしょうか。 |
![]() 【小間々台駐車場】 |
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![]() 【入口付近から鮮やかなツツジ】 |
集合は山の駅たかはらで、午前3時に家を出れば十分と思っていたのですが、あくまで休憩を挟まなければの話で、途中仮眠を挟むとあまり余裕もなく現地に到着。それでも集合時間30分前でちょうどいいかなと思ったのですが、揃ったら出発ということで、慌てて準備をしたのでした。 みなさんが揃ったら小間々台へ移動です。raymariさんと共にリンゴさんの車のお世話になりました。駐車場で自己紹介の後に出発です。始めましての方ばかりでしたが、みなさん個性的なこともあって、すぐに覚えることができました。 |
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![]() 【登山道へ】 |
![]() 【樹林帯を進む】 |
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![]() 【咲き始めのレンゲツツジ】 |
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![]() 【見事に咲き誇るツツジ】 |
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![]() 【前半はツツジの饗宴】 |
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![]() 【随所に咲いていました】 |
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![]() 【シロヤシオも所々で】 |
まずは、大間々台へ向けて樹林帯を進んで行きます。ほぼなだらかな道ですが、最初からツツジの歓迎を受けて、咲き始めのレンゲツツジを見ることができました。レンゲツツジは時期としてはまだこれからのようです。シロヤシオも少し見られて先に期待が膨らみます。 少し開けた場所に出て振り返ると那須連峰が見えます。見事な青空が広がっていて、この青空がもう少し残ってくれればと思ったのですが、最後まで晴れていただけでも御の字でしょうか。やがて、満車の大間々台に到着です。前回の高原山では大間々台に数台しか駐車されていませんでしたから別の場所にでも来たような感覚でした。 |
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![]() 【開けた場所 中央奥には那須連峰】 |
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![]() 【大間々台へ】 |
大間々台には公衆トイレもあります。ここで少し休憩をしたら先に進むことにします。この日は団体さんがこの後に出発する予定になっていましたので、先に進みます。ただし、花の付き具合が影響したのかもしれませんが、人が連なるほど混みあった場所はなかったと思います。 大間々台からは再びなだらかな広々とした登山道を進みます。ここから剣ヶ峰分岐までは前回も歩いていますのでよく覚えています。迷うようなところはありません。しばらく歩いて行くと、やがて見晴コースの登山道に入って行きます。 |
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![]() 【この付近も見事なヤマツツジ これからはレンゲツツジが】 |
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![]() 【見晴ルートへ】 |
みなさんブロガーさんだけあってこまめに写真を撮っています。このあたりがブロガーさんの集まったオフ会のおもしろいところでしょうか。どの場面で写真を撮っているかを見ているだけでも興味深いものがありますね。 登山道は最初緩やかですが、やがて本格的に登って行きます。とはいっても、それなりに整備された道ですし、急登という程ではありません。ただ、途中で写真を撮りながらもグループの方などを抜いて行ったので、ペースが上がったり下がったりで少し疲れてしまったでしょうか。ある程度登ると展望が開けて来てこの山域の最高峰である釈迦ヶ岳が見えて来ます。 |
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![]() 【青空とシロヤシオ】 |
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![]() 【蝉の抜け殻】 |
前回登った時は釈迦ヶ岳付近は吹雪で見事な霧氷を見ることができましたが、それから1ヶ月もたって暖かくなるとすっかり青々とした山になっていました。またいつか登りたいと思うような見事な山容でした。ちなみに、釈迦ヶ岳方面はあまり花が咲いていないということです。 途中見事なシロヤシオの木があって釈迦ヶ岳とのコラボをしてみましたが、あまりうまく撮れませんでした。少し登って行くとガレ場の広いスペースがあって、八海山神社と呼ばれる祠があります。ここでしばしの休憩となりました。 |
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![]() 【釈迦ヶ岳】 |
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![]() 【釈迦ヶ岳とシロヤシオ】 |
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![]() 【見事に咲き誇る白い花】 |
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![]() 【八海山神社】 |
この場所では記念撮影もしました。特にどこで記念撮影をしようとは思っていなくてもこのような写真を撮っておくと後でいい記念になりますね。みなさん満面の笑みを浮かべていました。 ここで少し休憩をしたら先に進みます。途中やや急な登りもありますが、これを登って行くと、ちょっとしたスペースがあって1590mの矢板市最高地点に出ます。さらに進んで行くと小高いピークがあります。周囲を木々に囲まれていますが、少し釈迦ヶ岳方面に出ると、釈迦ヶ岳を正面から見ることができます。剣ヶ峰と名付けるとしたらここかなと思うのですが、このピークは剣ヶ峰ではありません。 |
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![]() 【記念撮影】 |
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![]() 【鮮やかなツツジ】 |
![]() 【矢板市最高地点1590m】 |
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![]() 【那須連峰茶臼岳】 |
途中には那須連峰や会津駒ケ岳を見ることができました。会津駒ケ岳はもう6月になるにも関わらずまだまだ真っ白でした。この豪雪地帯の山は遅い時期まで白くて知らなかった頃には驚かされました。 その後はピークから一気に下って行きます。すると釈迦ヶ岳方面との分岐が現れます。ここをそのまま小間々台方面に入って行きます。ここからは再び歩いたことのないルートとなりますが、基本的にはよく整備された明瞭なルートが続きます。ちなみに、分岐から少し登ったところが剣ヶ峰になってます。 |
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![]() 【シロヤシオ】 |
![]() 【まだまだ白い会津駒ケ岳】 |
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![]() 【釈迦ヶ岳方面分岐】 |
剣ヶ峰はこじんまりとしたスペースがあるのみで、頂上碑がなければ気づかずに通り過ぎているかもしれないような場所でした。何よりも剣ヶ峰というと、必ずしも最高峰ではないにせよ、山頂に匹敵するくらいの高峰を指していることが多い気がしたので、なかなかこの言葉がしっくりこなかったのでした。 この付近からは新緑が鮮やかであると同時にシロヤシオが密集している樹林帯に入って行きます。今年は当たり年ではないとはいえ、今までに見たことのないスケールのシロヤシオを楽しみながら進みます。 |
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![]() 【剣ヶ峰】 |
![]() 【樹林帯を進む】 |
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![]() 【不思議な形の岩】 |
シロヤシオは回廊がずっと続くとまではいきませんでしたが、随所にシロヤシオの咲き誇る木々を見ることができました。1本1本の木が大きく、よくシロヤシオが咲いている木が1本あるだけでも随分華やかなものでした。 ちなみに、今年は寒気のせいで花すら付かなかった木が多かったようで、シロヤシオの木であっても全然花のない木もありました。これが全部咲いていた時の回廊を想像しながら、それでもよく咲いていたシロヤシオは本当に素晴らしいものでした。 |
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![]() 【シロヤシオの花】 |
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![]() 【新緑の鮮やかな景色】 |
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![]() 【シロヤシオのよく咲いた木々】 |
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![]() 【花をズームして】 |
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![]() 【当たり年であればシロヤシオの回廊が続く】 |
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![]() 【シロヤシオとトウゴクミツバツツジの饗宴】 |
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![]() 【シロヤシオの木々】 |
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![]() 【密集して咲くシロヤシオの花】 |
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![]() 【休憩地点にて】 |
途中トウゴクミツバツツジとの共演もあって、赤と白のコントラストが素晴らしかったです。よく咲いている時にはこの共演がもう少しいろいろな場所で見られるとのことでした。 シロヤシオがまとまった場所を少し抜けたあたりで一旦休憩しました。ここでみなさんが集まって見ていたのはまだ殻から抜けたばかりの蝉でした。なお、ここには縄文杉ならぬ縄文ヤシオの木があります。その名のとおり大きな木で、シロヤシオが比較的華奢な木であることを考えるとかなり大きいと言えるのではないでしょうか。 |
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![]() 【縄文ヤシオ】 |
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![]() 【大入道手前にて休憩】 |
その後もうしばらく歩くと大入道に出ます。この手前を下ったところで、少し長めのお昼休憩となりました。シロヤシオはだいたいこのあたりまでのようです。 自分は基本的に日帰りでは行動食程度しか持って来ないのですが、みなさんの素晴らしい差し入れをいろいろいただいてお腹いっぱいになりました。こうしたおいしいものを食べるのもまた山の楽しみと言えるのでしょうね。 |
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![]() 【本日の人気者?なめこ君】 |
![]() 【入道繋がり?】 |
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![]() 【沢沿いの岩のごろごろした道も】 |
長めの休憩をとったら出発です。あとはゆったりとした樹林帯の道が続くだけと思っていたのですが、沢沿いの少し岩のごろごろした道もあって、なかなか本格的な登山道となっています。この日は意外と人とすれ違わなかったのですが、このあたりでは結構な方とすれ違ったり、休憩している方を多く見かけました。 この道を抜けると最後は鮮やかなツツジのお出迎えです。みなさん思い思いに撮影をしながら進んで行きました。 |
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![]() 【最後は鮮やかなツツジがお出迎え】 |
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![]() 【みなさんで撮影タイム】 |
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![]() 【本当に鮮やかと言う言葉がピッタリのツツジ】 |
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![]() 【駐車場に戻って来ました】 |
ぐるっと回って駐車場に戻って来ることができました。後は温泉に浸かって宴会というところでしたが、リンゴさんがおしらじの滝を案内してくれました。最近では秘境の滝ではなくなっているようです。 車で移動した後歩いて10分程でおしらじの滝に到着です。水量が少なく滝にはなっていませんでしたが、ロケーションは見事なものでした。池に光があまり当たっていませんでしたが、それでもエメラルドグリーンの水面は素晴らしかったです。高原山のシロヤシオ共々、最も素晴らしい景色が見られるタイミングで再び訪れたいなと思ったのでした。 |
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![]() 【おしらじの滝上部の鮮やかな新緑】 |
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![]() 【おしらじの滝上部より】 |
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![]() 【下へ移動して池を眺める】 |
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![]() 【日が当たっている時間帯ならさらに鮮やかだったのでしょう】 |
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![]() 【山の駅たかはらに戻って楽しい宴会が続いたのでした】 |
その後、raymariさんやtrekkerさん達と日帰り温泉に浸かった後、再び山の駅たかはらに戻り夜の部の宴会が始まりました。夜の部からはやまとそばさん、ネビルさん、tintara.gencyanさんが合流して遅い時間まで盛り上がったのでした。昼の部同様みなさんの料理やお酒がおいしくて、最後は本当にお腹いっぱいで酔いも回ってしまっていました。 最後は翌日の朝みなさんで食事を取って解散です。さすがみなさん山人だけあって、宴会の翌日でも朝が早いのには驚きました。高原山にしおらじの滝、そして宴会と本当に充実した2日間を過ごすことができました。最初はGWで行ったばかりでどうかなと思ったのですが、どうしてどうして参加させていただいて大正解でしたね。 |
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