あまかざりやま
 雨飾山
登山日: 2015年9月12日(土)   標高:1963m(雨飾山) 
    標高差:雨飾高原から約810m


9月12日(土)    登山口 9:50 → 荒菅沢 11:00 → 雨飾山 12:35(〜13:30)
   登山口 15:35

 

 本日は雨飾山に登ります。先週の大菩薩嶺に引き続いて山仲間との楽しい山登りとなります。今週は下山後は雨飾高原キャンプ場にテントを張ってバーベキューを楽しみます。雨飾山自体はこれで4回目となります。実は快晴とまでは言えない予報だったのと、まだ紅葉には少し早かったので、登る前はそこまでは期待していませんでした。むしろ、久しぶりのキャンプ場でのキャンプやバーベキューの方が楽しみでした。

 朝、雨飾高原キャンプ場に集合します。いつもの登山口駐車場からさらに奥に入って行きます。テントサイトの脇まで車が入れるのは便利でいいです。驚いたのは、みなさんがキャンプ用具をたくさん持っていたことで、自分は何も持っていなかったので、結局みなさんのものをお借りすることになりました。とりあえずテントまで張ったら雨飾山に向かいます。そのまま宴会でもいいような雰囲気もありましたが、せっかくここまで来たのですからさくっと登って来ることになりました。

【雨飾高原キャンプ場】
 
【登山口へ】
 登山口からなだらかな道を歩いて行きます。今回、目を引いたのは紫色の花で、本格的な登りに入るまで随所に群落を見せていました。これほど鮮やかな花であるにも関わらずその時は花の名前がわからず、帰宅してからオニシオガマであることがわかったのでした。

 そのオニシオガマに囲まれながら進んで行きます。やがて本格的な登りに入って行きます。出発が遅くなったせいか、あまり近くを歩いている方はいませんでした。みんなで楽しく登って行きますが、やはり健脚な方が揃っていますし、登った後の温泉&宴会を楽しみにしていますので、なかなかのペースで登って行きました。樹林帯を登り切ってなだらかな道を歩いて行くと荒菅沢に到着です。紅葉は当然まだまだですが、やはり晴れていると見事な景色を見せてくれます。ここでしばしの休憩としました。

【登山口の写真を撮るイガイガさん】

【オニシオガマの群落】

【最初は本当にオニシオガマが随所に見られました】

【ピンクが鮮やかなオニシオガマ】

【アジサイも残っていて】

【荒菅沢へ】

【渡渉があります】

【見事な岩峰の眺め】

【岩峰を拡大して】

【青空とたなびく雲を見上げて】

【思い思いに時間を過ごします】
 
【ミヤマトリカブト】
 荒菅沢からは見事な景色が広がっています。よく晴れたので、奥の岩峰までよく見えていました。空を見上げるとたなびく雲の眺めがおもしろくてしばらく眺めていたのでした。紅葉の時期にこのような天気に当たるといいのですが、なかなかタイミングが合わなかったりします。

 荒菅沢で少し休憩をしたら山頂を目指します。沢を徒渉した後は急登が続きます。最初は樹林帯の急登ですが、やがて岩場も出て来て梯子などもありますが、道そのものはしっかりしていますので、特に問題はないでしょう。

 これを登り切るといよいよ雨飾山山頂と見事な笹原を見ることが出来ます。振り返るとどっしりとした金山と山頂だけが見えている焼山を見ることが出来ます。そのまま笹原の道を歩いて山頂に向かいますが、登山道は少しぬかるんで歩きにくい場所もありました。

【岩場交じりの急登が続く】

【金山方面の眺め 焼山も見えています】

【雨飾山山頂が見えて】

【気持ちよさそうな笹原の道】

【ほとんど咲いているものがなかったオヤマリンドウ】

【谷底を見下ろして】

【笹原を振り返る】

【駒ヶ岳〜鋸岳の稜線越しに日本海】

【賑わう山頂】
 最後に待ち受けている登りを上がって行くと雨飾山山頂に到着です。やはり人気の山だけあって、山頂は賑わっていました。記念撮影をした後周囲の景色を楽しむことにします。実はここ2回の紅葉登山ではガスガスでしたので、山頂からの北アルプスの絶景を見ることが出来て良かったです。改めてこのような素晴らしい景色が見られる山なのだと感動したのでした。

 山頂でしばらくのんびりしていましたが、充分景色を楽しんだら下山開始です。一気に下って笹原の道を戻って行きます。徐々にガスが押し寄せている感じで、いいタイミングで登って来られたのだと思います。その後の岩場も慎重に下って行きました。荒菅沢を通って樹林帯を下って行きます。このあたりはみなさん快調なペースで下って行くことが出来たと思います。後は温泉に浸かって一杯やるだけだと思えばペースも上がらざるを得ないでしょう。

【山頂にて記念撮影 juntakaさん やーともさん kazさん yukiさん イガイガさん】

【鹿島槍ヶ岳から朝日岳に至る後立山連峰の山々 この眺めが北アルプス縦走への思いを強くしたのでしょうか】

【雲間より焼山】

【槍ヶ岳も見えて】

【鹿島槍ヶ岳と五竜岳】

【唐松岳】

【右は小蓮華山越しに白馬岳】

【雲の影が流れて】

【山頂の手前を右手に入ったところにあるピーク】

【徐々にガスが押し寄せて来て】

【ハクサンフウロ】

【ヤマハハコ】

【ブナ平】

【ミヤマアキノキリンソウ】

【紫色の花】

【登山口へ】
 順調に下山したらまずは乾杯です。やはり山に登った後のビールはおいしいです。少し落ち着いたら雨飾荘の露天風呂に向かいました。こちらの温泉は入ったことがありますが、やはりみんなで入ると楽しいし気持ちがいいものです。戻った後はバーベキューにkazさん特製の料理、そしてお酒をおいしくいただきつつ夜は更けて行ったのでした。

 翌日は朝食をいただいた後馬曲温泉に向かいました。名前しか聞いたことのなかった温泉ですが、本当に素晴らしい温泉でした。2週連続で山仲間と楽しい週末が過ごせて良かったと思います。雨飾山も4回目であるにも関わらず、今までに見たことのない景色を見ることが出来ました。最初に百名山一覧で見た時には地味に思っていた山ですが、4回も登ることになるとは思いませんでした。これからも機会があれば何度でも登りたいと思います。

【テントサイトにて記念撮影】

【お約束の乾杯】 

【露天風呂で汗を流して】

【バーベキューも楽しかったです】

【kazさん特製のカレー】

【朝食のパスタもおいしかったです】

【翌日は馬曲温泉でまったりと】
 


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